玩具 Omocha Omocha (toys)
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オモチャは、元来、手に持って遊ぶもの、という意味。平安時代に「もて(もち)あそびもの」あるいは源氏物語には「あそびもの」と呼ばれていた。
江戸時代には「おもちあそび」「てあそび」が話し言葉として、「弄物(ろうぶつ)」「玩物」が書き言葉となった。
縄文時代に、粘土等を使った土偶や面ようなオモチャも発見されているが、元来は中国から伝わってきたものが多い。
例えば「こま」。奈良時代に高句麗(高麗と書いて、こま)を経て唐から入ってきたので、こまと呼ばれる。また蹴鞠は唐から直接伝わり、後の女子の手鞠に変化する。
いずれにせよ、これらの玩具は、大陸あるいは朝鮮半島から伝わってきたものが多かったが、日本それぞれの地方で、独自の発達の仕方をした。各地に残る郷土玩具はその代表で、深く生活に密着し、祭事とも関わっていた。
江戸時代には「おもちあそび」「てあそび」が話し言葉として、「弄物(ろうぶつ)」「玩物」が書き言葉となった。
縄文時代に、粘土等を使った土偶や面ようなオモチャも発見されているが、元来は中国から伝わってきたものが多い。
例えば「こま」。奈良時代に高句麗(高麗と書いて、こま)を経て唐から入ってきたので、こまと呼ばれる。また蹴鞠は唐から直接伝わり、後の女子の手鞠に変化する。
いずれにせよ、これらの玩具は、大陸あるいは朝鮮半島から伝わってきたものが多かったが、日本それぞれの地方で、独自の発達の仕方をした。各地に残る郷土玩具はその代表で、深く生活に密着し、祭事とも関わっていた。
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