NIPPON Kichi - 日本吉

2007/3/16

播州毛鉤 bansyuu-kebari Banshu Fishing Flies

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 播州毛鉤(けばり)は、江戸時代より兵庫県西脇市に脈々と伝わる伝統工芸品だ。昭和六二(1987)年には通産省の伝統的工芸品にも指定されている。
 毛鉤(けばり)とは、川魚用(鮎、ヤマメ、イワナなど)の釣り針を虫に見せかけた擬餌針のこと。1センチ足らずの小さな鉤に、手細工を施し、魚が食いつくように細工するもので、大変精緻で高度な技を求められる。
 播州の毛鉤は、江戸時代末期に京都から技法が伝えられたのがはじまり。以降、農家の副業として大切に守り育てられた。時代と共に技法も発達し、明治時代には水産博覧会に出展、数々の賞を受賞、その品質は釣り師たちの認めるところとなったという。
 現在では、国内の毛鉤の大部分のシェアを誇る一大産地である。

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住所
兵庫県西脇市、丹波市
名前
播州釣針協同組合
電話
0795-22-3901
HP
http://www.bantsuri.com/




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