NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/21


大瀬崎 Oose-zaki Osezaki

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 大瀬崎(おおせざき)は、静岡県沼津市西浦江梨にある駿河湾に約1km突き出した半島である。別名、琵琶島とも呼ばれる。
 伝承によると、白鳳一三(684)年、大地震に伴って海底が突然隆起し、琵琶島として出現したのが始まりとされる。その後砂州が形成され、現在の半島となった。
 海越しに日本一の富士山をのぞむ景色は古くから名勝の地と知られ、訪れる者が後を絶たない。
 日本では最北端のビャクシン樹林の自然群生地としても有名で、岬の外海側の遊歩道沿いに、樹齢1000年を越えるビャクシンが群生しており、国の天然記念物に指定されている。
 ダイバーのメッカとしても知られ、海洋の安定性と生物の種類の豊富さが魅力と言われる。
 大瀬崎は、広く海外にもその名を知られている景勝地である。
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2007/3/28


三保の松原 Miho-no-matubara Miho no Matsubara

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 三保の松原は静岡県静岡市、三保半島に位置する景勝地である。
 全長7キロに及ぶ松林が続く砂浜であり、5万4千本の松が生い茂り、駿河湾の防風林として良港、清水湊を保った。
 平安時代から歌に詠まれ、江戸時代には浮世絵にも多く描かれている。晴天の日には松越しから富士山が見渡せる絶景の地。日本新三景、日本三大松原の一つとしても知られる。
 天女が舞い降りて羽衣をかけたと言う伝説を持つ、樹齢650年の「羽衣の松」があり、近隣の御穂神社には羽衣の切れ端が伝わる。
 毎年10月には薪能「羽衣」が上演され、羽衣伝説を今に伝えている。
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2007/3/23


薩た峠 Sattta-touge 

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 「薩た峠(さったとうげ)」は旧東海道由比宿と興津宿を結ぶ峠道。その昔、「東海道三大難所」と呼ばれていた。現在は駿河湾と富士山のビューポイントとして知られ、由比町の名所のひとつである。
 安藤広重の浮世絵、東海道五十三次に登場する由比宿は、薩た峠からの構図をモチーフとしていることで知られる。現在は東名高速、国道1号線、東海道線と交通の便がよいが、当時は断崖絶壁で海沿いを歩くことが困難なため、薩た峠を往来したという。江戸時代には大名の参勤交代の道でもあったそうだ。
 現在は道も舗装され、車で登ることも可能になっている。駐車場に車を置いて展望台まで歩けば、昔と変わらない富士山を望むことができる。
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日本平 Nihon-daira 

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 静岡県の有度山(標高308m)の山頂付近は「日本平」と呼ばれる、静岡が誇る名勝だ。
 山頂展望台からは、晴れた日には駿河湾から遠く伊豆の山々を見渡し、南アルプス、富士山を望むことができる。この絶景ポイントを選定したのは、この地を愛した徳富蘇峰だそうだ。
 日本平山頂から徳川家康を祀る、久能山東照宮がある久能山までは全長1065メートルのロープウェイで結ばれている。ロープウェイからの「屏風谷」「地獄谷」の眺めは見事。50年に一度の修復工事が完了した久能山東照宮ご社殿は豪華絢爛な装飾が施され、大変見ごたえがある。
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