高知 金剛福寺 Kouchi Kongoufukuji Kongofukuji Temple
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四国霊場
第38番札所。
弘仁年間、弘法大師はこの地を行脚して千手観世音を感得した。この足摺岬は四国の最南端に位置することから観世音の理想世界の地として朝廷へ奏聞し、嵯峨天皇より「補陀洛東門」の勅額を賜った。その後、弘仁十三年、伽藍を建立し、千手観世音を安置する。
仁王門に掲げられた扁額(へんがく)は嵯峨天皇の直筆である。
37番岩本寺からの距離は約88km。遍路の中でも最長距離である。土佐の京都といわれる中村より四万十川を渡り、伊豆田峠を越え下ノ加江より以布利へ、ここから土佐清水を経て海沿いに窪津、稲荷崎、足摺岬へ。岬の突端に近づくと急激に海へ迫り、アコウや天然のツバキ林を抜ければ、12万平方メートルの広大な境内に本堂をはじめ諸堂が点在する。
平安時代後期には観音道場として信仰を集め、和泉式部が建てた逆修塔もある。
第38番札所。
弘仁年間、弘法大師はこの地を行脚して千手観世音を感得した。この足摺岬は四国の最南端に位置することから観世音の理想世界の地として朝廷へ奏聞し、嵯峨天皇より「補陀洛東門」の勅額を賜った。その後、弘仁十三年、伽藍を建立し、千手観世音を安置する。
仁王門に掲げられた扁額(へんがく)は嵯峨天皇の直筆である。
37番岩本寺からの距離は約88km。遍路の中でも最長距離である。土佐の京都といわれる中村より四万十川を渡り、伊豆田峠を越え下ノ加江より以布利へ、ここから土佐清水を経て海沿いに窪津、稲荷崎、足摺岬へ。岬の突端に近づくと急激に海へ迫り、アコウや天然のツバキ林を抜ければ、12万平方メートルの広大な境内に本堂をはじめ諸堂が点在する。
平安時代後期には観音道場として信仰を集め、和泉式部が建てた逆修塔もある。
- 住所
- 高知県土佐清水市足摺岬214-1
- 名前
- 高知 金剛福寺