越前鬼瓦 Echizen-oni-gawara Echizen Oni-gawara (ridge-end tiles)
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福井県の鬼瓦づくりの歴史は、「滝がわら」として明和(一七六四〜一七七二年[江戸時代])の頃に、美濃の国赤坂出身の甚蔵という職人が京都で修行を積んだ後、滝築に窯を開いたのが始祖とされている。その後、大正から昭和初期にかけ、瓦生産はその最盛期を迎えた。
鬼瓦の制作は、鬼師と呼ばれる専門の職人によってなされ、雪国の冷害に強い当地の粘土を利用し還元焼成された「瓦土紅柄(べんがら)」という原料を使っており、光沢のある銀鼠色の発色に特徴がある。
外観的にも名前の通りの鬼のような威厳のある風体で、棟端を守るどっしりとした鬼瓦は、そこに住む人に安堵感を与え「家内安全」の護りとして大切にされている。
鬼瓦の制作は、鬼師と呼ばれる専門の職人によってなされ、雪国の冷害に強い当地の粘土を利用し還元焼成された「瓦土紅柄(べんがら)」という原料を使っており、光沢のある銀鼠色の発色に特徴がある。
外観的にも名前の通りの鬼のような威厳のある風体で、棟端を守るどっしりとした鬼瓦は、そこに住む人に安堵感を与え「家内安全」の護りとして大切にされている。
- 住所
- 福井県坂井郡
- 連絡先
- 越前瓦の庄 協同組合
- 電話
- 0776-73-0248
- info@oni-kawara.com
- HP
- http://www.oni-kawara.com/