NIPPON Kichi - 日本吉

2007/6/26

コックリ湖 Kokkuri-ko Lake Kokkuri

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 何とも奇妙な名前のこの湖は、北海道は積丹半島の南、蘭越(らんこし)町ニセコエリアにある湖沼群中最西端に位置する最大の湖。
 気になる名前の由来だが、蘭越町史によると、明治二七年に発見者の吉崎由太郎氏が付けたとされている。当時、秘境とも言えたこの地は狐・狸など野生動物のすみかで、狐狗狸(こくり)を占いの「こっくりさん」の語呂とあわせて「こっくり」と読ませ、狐狗狸湖とし、それがいつの間にかカタカナ化した、とされている。
 樹齢200年を越えるダケカンバなどの原生林に周囲を囲まれたコックリ湖は、まさに秘境のたたずまいを見せる。標高は550メートル程で、湖にはフナやコイなどの他に、エゾサンショウオが多数生息している。
 風のない波静かな日には、対岸の景色が逆さに映り込んで美しい、神秘的な湖である。

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住所
048-1300 北海道磯谷郡蘭越町字御成
名前
コックリ湖




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