NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/14


長柄神社 Nagara-jinjya Nagara Shrine

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 長柄神社は奈良県葛城山の麓、南北に伸びる名柄街道と東西に伸びる水越街道が交わる要所に位置する神社である。
 別名を「姫の宮」、祭神は下照姫命(したてるひめのみこと)。創建は不明だが、延喜式神名帳にも名前が残る古社であり、日本書紀に天武九(680)年に「朝嬬に幸す、因りて大山位より以下の馬を長柄杜に看す、乃つ馬的射させたまふ」という記述がある。
 本殿は県指定の重要文化財。一間社春日造り、檜皮葺き丹塗りで作られており、唐様で描かれた天井絵は鮮やか。
 周辺は江戸の雰囲気を残す長柄集落、葛城古道の中間に位置し、散策する人々が足を休めくつろげる場所である。
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2007/1/26


角牟礼城址 Tsunomure-joushi Tsunomure Castle Ruin

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 角牟礼城址(つのむれじょうし)は、大分県玖珠町にある中世の山城跡である。
 角牟礼城址は、標高577mの角埋山に存在する。角牟礼城は、弘安年間(1280年)に森朝通によって築かれた。
 戦国時代には、交通の要衝の地であったため、玖珠郡衆により城はより堅固に修築された。
 天正十四(1586)年の島津義弘の侵攻にも、堅固な要塞は耐え、防ぐことに成功した。
 城跡には、穴太(あのう)積みの高さ約7m、長さ約100mに及ぶ石垣が残存している。
 他にも、豊臣時代の城主・毛利高政の頃の櫓跡及び虎口、礎石立ちの門の遺構、桁行5間・梁行3間の礎石建物などが、1993年からの発掘調査によって出土した。
 2004年、国指定史跡に選定される。
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2007/1/12


与那国島 Yonagunijima Yonaguni Island

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 与那国(よなぐに)島は、沖縄の八重山諸島西端の島で、台湾の北東、日本の最西端に位置する。
 島の成因は火山島である。面積は小さいながら、大変起伏が激しい。島の南海岸は波で浸食され、断崖絶壁が多数ある。
 主な産業は、漁業、サトウキビ農業、酪農、観光で、島内には撮影に使用した「Dr.コトー診療所」が残っている。また、ダイビングでも有名な島である。
 14世紀に沖縄が海上交易を始めると、その中継点として文明化されたと思われる。1522年、琉球王朝の支配下に組み入れられるまでは独立国であった。
 1986年、ダイバーによって海底遺跡が発見されて話題となった。遺跡については諸説あるが、侵食説が最有力と言われている。
 ここはまるで異文化の地で、日本でもなければ沖縄でもない、与那国という別国とも言える。
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