益子焼 Mashiko-yaki Mashiko Ware
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栃木県の益子町を発祥の地とする益子焼。民芸陶器である益子焼の特徴は、土物ならではのやわらかな味わい。手に取ると、土のぬくもりを感じることができる。
益子焼の始まりは江戸末期。笠間で修行した大塚啓三郎が窯を築いたのに端を発する。以来、優れた陶土を産することと東京に近い利便性から、鉢、水がめなど日用の道具の産地として発展をとげる。
昭和に入り、陶芸家の浜田庄司が人間国宝に指定されたのをきっかけに、全国的にその名が知られることとなった。また浜田が地元の工人たちに多大な影響を与えたことで益子焼は「芸術品」としての側面も持つようになる。
現在、窯元は約380、陶器店は50。茶器や皿などの実用器としての機能美とぬくもりに魅せられた個性的な作家たちが益子に集い、腕を競っている。
益子焼の始まりは江戸末期。笠間で修行した大塚啓三郎が窯を築いたのに端を発する。以来、優れた陶土を産することと東京に近い利便性から、鉢、水がめなど日用の道具の産地として発展をとげる。
昭和に入り、陶芸家の浜田庄司が人間国宝に指定されたのをきっかけに、全国的にその名が知られることとなった。また浜田が地元の工人たちに多大な影響を与えたことで益子焼は「芸術品」としての側面も持つようになる。
現在、窯元は約380、陶器店は50。茶器や皿などの実用器としての機能美とぬくもりに魅せられた個性的な作家たちが益子に集い、腕を競っている。
- 住所
- 321-4217 栃木県芳賀郡益子町大字益子4352-2
- 連絡先
- 益子焼協同組合
- 電話
- 0285-72-3107