若胡子屋跡 Wakaebisuya-ato
|
若胡子屋跡(わかえびすやあと)は、広島県呉市豊町御手洗にある江戸時代の茶屋跡である。
寛文年間(1661〜73)以来、御手洗は沖乗り航路の要衝にあり、港町として繁栄した。
これに伴って遊楽施設も整備され、数軒の茶屋が営まれた。中でも享保九(1724)年に公認された若胡子屋は、いつでも99人の遊女を抱えるほどの繁盛振りであったと言われている。
入母屋造りの二階建てで、本瓦葺きの建物はよく旧観を維持しており、2階の部屋には遊客の落書きや、かむろの手形などが残されている。
裏庭の五色の小石で築いた塀や、離れ座敷にある屋久杉の天井板、土塀などからも、当時の華やかな様子が伝わってくる。
若胡子屋跡は、今でも当時の面影が残る建築物である。
寛文年間(1661〜73)以来、御手洗は沖乗り航路の要衝にあり、港町として繁栄した。
これに伴って遊楽施設も整備され、数軒の茶屋が営まれた。中でも享保九(1724)年に公認された若胡子屋は、いつでも99人の遊女を抱えるほどの繁盛振りであったと言われている。
入母屋造りの二階建てで、本瓦葺きの建物はよく旧観を維持しており、2階の部屋には遊客の落書きや、かむろの手形などが残されている。
裏庭の五色の小石で築いた塀や、離れ座敷にある屋久杉の天井板、土塀などからも、当時の華やかな様子が伝わってくる。
若胡子屋跡は、今でも当時の面影が残る建築物である。
- 住所
- 734-0302広島県呉市豊町御手洗
- 名前
- 若胡子屋跡
- 電話
- 0846-67-2278