補陀洛山寺 Fudaraku-san-ji Fudarakusanji Temple
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和歌山県、那智の浜近くに建てられている補陀洛山寺(ふだらくさんじ)。
那智の浜は、平安時代から江戸時代までおよそ千年にわたり、はるか南海に極楽浄土があると信じた「渡海上人」が、わずかな食糧を船に積み、補陀洛渡海に旅立ったことで知られる。
補陀洛山寺は、この渡海上人を祀る寺だ。古く古墳時代、仁徳天皇の治世に、インドから熊野の海岸に漂着した裸形上人により開基されたとされる。
江戸時代まで那智七本願寺のひとつとして大伽藍を有していたが、江戸時代、文化五(1808)年に天災により主要な堂塔はすべて滅失。平成二(1990)年に室町様式の本堂が再建された。本尊の千手観音菩薩は、国の重要文化財に指定されている。
那智の浜は、平安時代から江戸時代までおよそ千年にわたり、はるか南海に極楽浄土があると信じた「渡海上人」が、わずかな食糧を船に積み、補陀洛渡海に旅立ったことで知られる。
補陀洛山寺は、この渡海上人を祀る寺だ。古く古墳時代、仁徳天皇の治世に、インドから熊野の海岸に漂着した裸形上人により開基されたとされる。
江戸時代まで那智七本願寺のひとつとして大伽藍を有していたが、江戸時代、文化五(1808)年に天災により主要な堂塔はすべて滅失。平成二(1990)年に室町様式の本堂が再建された。本尊の千手観音菩薩は、国の重要文化財に指定されている。
- 住所
- 649-5314 和歌山県那智勝浦町浜ノ宮348
- 名前
- 補陀洛山寺
- 電話
- 0735-52-2523