NIPPON Kichi - 日本吉

2007/2/28

笠間焼 Kasama-yaki 

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 笠間焼は、江戸時代の安永年間(1772〜1781)箱田村(現在の笠間市箱田)の久野半右衛門が、信楽の陶工・長石衛門の指導で焼き物を築窯したのが始まりとされている。明治に入り、笠間は19の窯元を数える厨房用粗陶器の産地として知られる。
 鉄分を多く含んだ赤褐色の笠間粘土は、可塑性にすぐれているため、ろくろによる成形技術が発達した。昔は水がめ、茶壺、すり鉢、湯たんぽ、徳利などの日用雑器がつくられていたが、その後、笠間粘土の風合いを生かした花器、茶器などもつくられるようになった。
 厨房用粗陶器から工芸陶器への転換も、現在の笠間焼とその隆盛を語るうえでは欠かせない判断だったと言える。
 新しい作品は、日本はもとより海外でも次第に高い評価を獲得している。

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住所
309-1611 茨城県笠間市笠間2481-5
名前
笠間焼協同組合
電話
0296-73-0058
email
info@kasamayaki.or.jp
HP
http://www.kasamayaki.or.jp/




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