会津本郷焼 Aizu-hongou-yaki
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会津本郷焼(あいづほんごうやき)は、福島県会津美里町周辺で生産される陶磁器で、主な製品に食卓用品、茶器、花器、酒器などがある。平成五(1993)年、通商産業大臣(現経済産業大臣)より伝統的工芸品に指定された。
戦国時代に会津若松城の大改修を行うに当たり、城郭の屋根を瓦葺きとするため、黒瓦を製造したのが始まりとされている。江戸時代初期には会津藩の藩主が焼き物作りを保護、育成したため、会津本郷焼は会津藩の御用窯として栄えた。幕末から大正時代にかけて危機に直面するも立ち直り、現在も焼き物の生産が続けられている。同一産地で陶器と磁器の両方を作っているのは珍しい。
磁器には、呉須(ごす)という青色の絵の具を使った染付や、日本や西洋の絵の具を使った多色の色絵など、様々な種類がある。陶器は実用的なものが多く、あめ釉(ゆう)や灰釉(かいゆう)といった、伝統的な釉薬(ゆうやく)が使われている。
陶工たちは、大自然そのもののような素朴で流麗な文様を、大切に守っている。
戦国時代に会津若松城の大改修を行うに当たり、城郭の屋根を瓦葺きとするため、黒瓦を製造したのが始まりとされている。江戸時代初期には会津藩の藩主が焼き物作りを保護、育成したため、会津本郷焼は会津藩の御用窯として栄えた。幕末から大正時代にかけて危機に直面するも立ち直り、現在も焼き物の生産が続けられている。同一産地で陶器と磁器の両方を作っているのは珍しい。
磁器には、呉須(ごす)という青色の絵の具を使った染付や、日本や西洋の絵の具を使った多色の色絵など、様々な種類がある。陶器は実用的なものが多く、あめ釉(ゆう)や灰釉(かいゆう)といった、伝統的な釉薬(ゆうやく)が使われている。
陶工たちは、大自然そのもののような素朴で流麗な文様を、大切に守っている。
- 住所
- 969-6200 福島県大沼郡会津美里町
- 名前
- 会津本郷焼
- 電話
- 0242-56-3007