NIPPON Kichi - 日本吉

記事数2件: 1~2 件表示          

2007/1/23


元寇防塁跡 Genkoubourui-ato Bulwarks against Mongol Invasion

Jp En

 元寇防塁跡は、福岡市内に残る元寇に対抗した防塁跡で、市内には7ケ所あり、いずれも国の史跡に指定されている。
 1274年、元(蒙古)が900隻の軍船と28.000の兵で博多を攻撃し、九州の御家人と戦いをくりひろげた(文永の役)。
 鎌倉幕府は再度の来襲に備え、半年をかけて、高さ2m、幅2.5m、西は今津から東は香椎まで、博多湾の海岸を20kmに渡り防塁を築くことを、九州の御家人に命じた。
 1281年に元は再び博多を攻めたが、この防塁に阻まれ、また台風(神風)の襲来などによりあえなく全滅した(弘安の役)。
 元寇防塁跡は、当時を偲ばせる歴史的史跡であり、武士の偉業を称えるものである。
 昭和6(1931)年、国の史跡に指定された。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/12


八重山上布 Yeyama-joufu Yaeyama Joufu Fabric

Jp En

 八重山上布は、沖縄の石垣島で生産される織物である。清楚な白地に焦茶色の絣模様という、すがすがしさが特徴である。
 17世紀初めに薩摩に琉球が侵攻され、課された人頭税のために織る事を強制されたのが、八重山上布の技術の向上につながった。
 人頭税廃止後の明治の終わりに組合が結成され、産業として大変盛んになった。
 八重山上布は豊かな自然風土から、原料となる苧麻(ちょま)や多種の染料を人の手と知恵によって大きく活現され、美しい布へと生み出されてきた。織り上がった布は、5月ごろ天日乾燥し、海水で色止めする方法(海さらし)も八重山上布の特徴である。
 上質の苧麻織物である八重山上布は、亜熱帯沖縄の気候にあった、清涼感あふれ、軽くて風を通しやすいことで親しまれている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数2件: 1~2 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter