NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/14


宮崎 幸福神社 Miyazaki Koufuku-jinja Kofuku Shrine in Miyazaki

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 日向市にある「幸福神社(こうふくじんじゃ)」は、富高陣屋の鎮守稲荷として、安永五(1776)年正月に伏見の正一位稲荷五社大名神の分霊を祀ったとされる。富高陣屋は、日向天領を治めた日田代官所の出張所であった。揖斐富治郎(いびとみじろう)代官はその陣屋の鬼門除けとして、この神社を勧請したとされる。
 後の明治元年、町内の天神社その他の社を合わせ、大国主神(おおくにぬし)、事代主神(ことしろぬし)、宇迦之御魂神(うかのみたま)、少名彦神(すくなひこのかみ)、岩永姫命(いわながひめのみこと)、菅原道実公を合祀した。
 食物の神であり農耕農作の神である稲荷を幸とし、大国主神は福の神であることから福として、幸福神社と名づけたと伝えられている。
 神社の境内には、樹齢百十数年といわれる珍しい夫婦楠がそびえ立ち、神社の名に相応しいシンボルともなっている。その名前にあやかり、幸せを願う参拝者が多く訪れる。
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2007/7/10


千古園 Senko-en Senkoen Garden

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 江別市の指定文化財第1号の史跡「千古園(せんこえん)」は、新潟で結成された開拓団体「北越殖民社」の二代目社長・関矢孫左衛門の屋敷跡である。
 江別市の発展に貢献した開拓民の苦労を偲び、孫左衛門が没した翌1918年に茶室の「道庵」などが建てられ、公園として整備された。
 千古園の名は、孫左衛門の徳を偲んだ村民たちが石碑「留魂碑」を建立する際に、喜んだ孫左衛門が「千古空留一片石」と口吟し、辺りを散策した事に由来している。
 園内には推定樹齢百年を越すキタコブシやブナの古木をはじめ、サクラ、ハンノキ、イチイなど、当時からの木々が数多く残されていて、春に咲くサクラやキタコブシ、秋の紅葉は非常に美しく、訪れる人の目を楽しませてくれる。
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2007/6/1


笠山椿群生林 Kasayama-tsubaki-gunseirin Camellia Virgin Forest in Mt. Kasayama

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 笠山椿群生林は、笠山の先端部分にあたる虎ヶ崎灯台周辺に広がるヤブ椿の群生林で、日本一とも称され、約10ヘクタールの敷地に、2万5千本の椿が咲き競います。
 椿の種類も多彩で、日本で唯一自生する天然記念物の コウライタチバナをはじめ、萩小町、萩の里、白毛紅、深草の少将、笠山侘助など、それぞれ異なる椿の花の色や大きさ、おしべの色や葉の形など、見ていて飽きることがありません。市指定の天然記念物タチバナは根元の周囲60センチメートル、樹齢100年と推測されています。
 開花時期は例年12月上旬から3月下旬。シーズン最盛期の椿のトンネル、終盤の落ちた椿の花の絨毯など、開花中はいつでも楽しむことができます。
 毎年、2月末から3月末にかけて「萩・椿まつり」が開催され、郷土芸能の披露や特産品の販売なども行なわれます。
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2007/4/4


香川 菓子木型 Kagawa-kashikigata 

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 香川県で作られている、和菓子などの型取りに使う木製の道具。県の伝統工芸品に指定されている。
 その歴史は、江戸時代からと言われ、和菓子造りには欠かせない道具として用いられるようになった。
 木型の素材は、樹齢100年以上の山桜の木を使う。生菓子では、型に彫刻した板を2枚重ね、目方40グラム前後のものを作る。その形には家紋や鳥、魚、花など、四季を意識したものが多い。いずれも立体的に作られ、彩が非常に鮮やかである。
 現在では、菓子木型職人は全国でも6、7人しかいないと言われている。ここ香川県では、和菓子製造の裏方として伝統を守り続け、さらなる技術の発展に努める伝統工芸士たちが、日々努力している。
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2007/1/29


神角寺 Jinkaku-ji Jinkakuji Temple

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 大分県、神角寺山山腹に位置する真言宗の寺院。高野山真言宗如意山、別名を石楠花(しゃくなげ)寺。
 欽明天皇三十一(570)年に新羅の僧により建立された。建久七(1196)年に合戦により焼失。応安二(1369)年、住持鑑密の時代に大友氏により六坊が再興され、当時の東ノ坊が現在の本堂となっている。
 本堂は宝形造り(ほうぎょうつくり)に檜皮葺(ひわだぶき)の見事な軒反りの屋根を持つ。
 山門の一対の木造金剛力士像は運慶の作風を伝えたもので、本堂と共に国の重要文化財に指定されている。
 境内の一角には樹齢100年を越す500本もの石楠花が咲き、毎年四月末から五月にかけて「しゃくなげ祭」が開催される。
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