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信楽院(しんぎょういん)は、滋賀県日野町のほぼ真ん中にある浄土宗の寺で、この地方の領主であった蒲生氏(がもうし)の菩提寺。貞和五(1349)年に蒲生高秀が小御門城(こみかどじょう)に阿弥陀如来を安置する小堂を建立したのが起源で、その後、音羽城、中野城と蒲生家の本城内に移されて来たが、中野城が廃されるに際し、定秀の隠居所であった現在地に移された。
境内はさほど広くはないが、元文四(1739)年に建てられた県指定文化財の本堂などが目立つ。寺宝に伝恵心(でんえしん)作の観音像がある。本堂の天井には、日野町出身の著名な京狩野派画家・高田敬輔により、縦横一一メートルにおよぶ荒れ狂う巨大な竜が描かれ、睨みを利かせている。
境内はさほど広くはないが、元文四(1739)年に建てられた県指定文化財の本堂などが目立つ。寺宝に伝恵心(でんえしん)作の観音像がある。本堂の天井には、日野町出身の著名な京狩野派画家・高田敬輔により、縦横一一メートルにおよぶ荒れ狂う巨大な竜が描かれ、睨みを利かせている。
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