NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/17


信楽院 Shingyou-in Shingyoin Temple

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 信楽院(しんぎょういん)は、滋賀県日野町のほぼ真ん中にある浄土宗の寺で、この地方の領主であった蒲生氏(がもうし)の菩提寺。貞和五(1349)年に蒲生高秀が小御門城(こみかどじょう)に阿弥陀如来を安置する小堂を建立したのが起源で、その後、音羽城、中野城と蒲生家の本城内に移されて来たが、中野城が廃されるに際し、定秀の隠居所であった現在地に移された。
 境内はさほど広くはないが、元文四(1739)年に建てられた県指定文化財の本堂などが目立つ。寺宝に伝恵心(でんえしん)作の観音像がある。本堂の天井には、日野町出身の著名な京狩野派画家・高田敬輔により、縦横一一メートルにおよぶ荒れ狂う巨大な竜が描かれ、睨みを利かせている。
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2007/8/20


明王院 Myouou-in 

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 明王院(みょうおういん)は広島県福山市のほぼ中央に位置する仏教寺院であり、前身は大同二(807)年、弘法大師の開基と伝承されている常福寺とされている。
 本堂は元応三(1321)年に建立された仏堂である。全体は和様を基調としているが、細部は大仏様(だいぶつよう)と禅宗様の要素が加味された、折衷様という建築手法が用いられている。この事から和唐折衷様式の初期の代表例とされている。
 五重塔は貞和四(1348)年に建立された純粋な和様建築で、全国の国宝塔の中でも5番目に古いとされている。内部の柱や壁面には極彩色の仏画や文様が美しい。
 本堂と五重塔は国宝、本尊の木造十一面観音菩薩立像は重要文化財に指定されている。
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