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皿貝法印神楽(さらがいほういんかぐら)は、宮城県石巻市の皿貝地区に伝わる伝統芸能である。
その起こりは、元和年間(1615~1623)に本吉郡戸倉村から伝えられたものだといわれ、現在は皿貝大日婁神社(さらがいおおひるめじんじゃ)と称する本山派修験成就院の法印であった久峯重光が、京に上った際に取得した能を原型に、「古事記」を台本として編み出したものと伝えられている。
演舞番数は全部で三三番あり、主に日本書紀や古事記などの神話を題材としている。現在では三三番中、一五番が伝承され、荒舞を得意とする神楽としても知られている。
舞台には本舞台の二間後方に、一段高く附舞台を設けるのが特徴で、そうした特設舞台で旧暦の六月一五日の大日靈神社(おおひるめじんじゃ)例祭の他、近郷の祭礼などで演じられている。
平成二(1990)年には、県の無形民俗文化財に指定され、皿貝地区の大日婁神社の氏子たちによって、今も大切に守り継がれている。
その起こりは、元和年間(1615~1623)に本吉郡戸倉村から伝えられたものだといわれ、現在は皿貝大日婁神社(さらがいおおひるめじんじゃ)と称する本山派修験成就院の法印であった久峯重光が、京に上った際に取得した能を原型に、「古事記」を台本として編み出したものと伝えられている。
演舞番数は全部で三三番あり、主に日本書紀や古事記などの神話を題材としている。現在では三三番中、一五番が伝承され、荒舞を得意とする神楽としても知られている。
舞台には本舞台の二間後方に、一段高く附舞台を設けるのが特徴で、そうした特設舞台で旧暦の六月一五日の大日靈神社(おおひるめじんじゃ)例祭の他、近郷の祭礼などで演じられている。
平成二(1990)年には、県の無形民俗文化財に指定され、皿貝地区の大日婁神社の氏子たちによって、今も大切に守り継がれている。
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