NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/8


一色大提灯まつり Isshiki-daicyouchin-matsuri Isshiki Giant Lantern Festival

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 愛知県幡豆郡一色町にある諏訪神社で行なわれる祭り。
 神社は1564年、長野県の諏訪大社からの分霊を一色の大明神として祀った。
 そのころ海魔という魔物がこの地に現れ田畑を荒し、危害を加えるので、村人たちは神前に魔鎮の剣を供え、大きなかがり火をたき海魔退散を祈願した。海魔は退散し、それ以来、毎年神事としてこれを行なったものが、今に伝わったとされている。
 直径4メートル前後、高さ約6メートルの提灯に絵柄や大きな文字が描かれた巨大な大提灯がずらりと並ぶ。祭りの組織は、6組のグループからなり、それぞれの組が大きさ、華麗さを競い合ってきたものが今の大きさのものにまでなったという。
 毎年8月26日、27日に行なわれる。
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2007/1/26


高塚愛宕地蔵尊 Takatsuka-atago-jizouson The Takatsuka Atago Jizo Statue

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 高塚愛宕地蔵尊(たかつかあたごじぞうそん)は、大分県日田市天瀬町にあり、神仏混淆の形式をそのまま残している珍しい地蔵尊として知られている。
 高塚愛宕地蔵尊は、奈良時代の天平十二(740)年、行基菩薩が筑後に下った帰りに高塚に立ち寄り、銀杏の木の下で天下泰平、豊国繁栄の祈りを続けるうち、御神託があったので一体の地蔵尊を刻んで一堂を建て、安置したと高塚縁起に記されている。
 願い事なら何でも叶えてくれるという諸願成就の神として広く信仰を集めており、年間約230万人が参詣しているというだけあって境内はいつも賑やかである。
 参道にはゼンマイ・ワラビ・椎茸・栗など季節の農産物や観光土産品の売店が並び、まさに門前市をなすにぎわい。
 高塚愛宕地蔵尊は、庶民に広く親しまれているお地蔵様である。
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2007/1/24


矢喰宮 Yaguino-miya Yagui Shrine

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 矢喰宮(やぐいのみや)は、血吸川が足守川に合流するあたり、岡山市高塚にある。境内にある大小4つの矢喰岩は桃太郎伝説に由来のあることで有名だ。
 「吉備津宮縁起」によると、桃太郎伝説のモデルとなった吉備津彦命の射た矢と、桃太郎に登場する鬼の源流とされる温羅の射た矢が空中でぶつかって落ちたところとされる。また、「鬼ノ城縁起」では、吉備津彦命の矢と温羅の投げた石が当たって落ちたところと記されている。さらに社伝では、境内にある巨石は温羅が投げたもの、そばに生えている竹は、吉備津彦命の矢が根付いたものという。
 この大小4つの花崗岩でできた岩は、古くからの伝説とあいまって、地域の人々に古くから親しまれている。
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