能面 俊寛 Noumen Shunkan Noh Mask Shunkan
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能で使う男性の面の一つ。能、「俊寛」で使用する。
俊寛(康治二(1143)年~治承三(1179)年三月二日(4月10日))は、平家物語に登場する僧。
平安時代後期の真言宗の僧である俊寛が、平氏打倒の陰謀を藤原成親、平康頼らと企てたのがばれ薩摩国の鬼界ヶ島に流された。
藤原成経、平康頼は、千本の卒塔婆を作り海に流したものの一本が安芸国厳島に流れ着き、平清盛が恩赦を行った。藤原成経、平康頼は赦されたが、卒塔婆を作るのに加わらなかった俊寛は陰謀の張本人だということから、島に一人取り残されてしまい、悲観して食を断ち自害したとされる悲劇から世阿弥が俊寛を作ったとされている。
強い悲しみに疲れ果てていることが表現されている面である。
俊寛(康治二(1143)年~治承三(1179)年三月二日(4月10日))は、平家物語に登場する僧。
平安時代後期の真言宗の僧である俊寛が、平氏打倒の陰謀を藤原成親、平康頼らと企てたのがばれ薩摩国の鬼界ヶ島に流された。
藤原成経、平康頼は、千本の卒塔婆を作り海に流したものの一本が安芸国厳島に流れ着き、平清盛が恩赦を行った。藤原成経、平康頼は赦されたが、卒塔婆を作るのに加わらなかった俊寛は陰謀の張本人だということから、島に一人取り残されてしまい、悲観して食を断ち自害したとされる悲劇から世阿弥が俊寛を作ったとされている。
強い悲しみに疲れ果てていることが表現されている面である。
- 名前
- 能面 俊寛