志野 Shino Shino Ware
|
志野(しの)は、美濃焼の一種で、白い釉薬(うわぐすり)を厚くたっぷりかけて焼き上げた、素朴でどっしりと分厚い表情が魅力の焼き物である。
志野は、16世紀後半の桃山時代に茶陶として生まれたもの。長石と鉄分を含んだ鉄などで作った釉薬を使って、さまざまな色を出すのが特徴である。釉薬の配合、焼き時間、焼き方などの条件により白やねずみ色、緋(ひ)色などに色を調節する。
1300年の歴史を刻む焼き物の郷、美濃で生まれた志野は、日本各地の窯が真似たことで本来の姿が失われ、一時期忘れ去られたこともあった。
しかし、昭和五年、美濃の遺跡で当時の志野のかけらを発見した荒川豊蔵氏により、志野は400年の眠りから目覚めた。以来、荒川豊蔵氏は志野再現の火付け役となり、古典復興の主導者として情熱的に活躍する。
現在では、この志野の魅力にとりつかれた陶工たちが研究を重ねながら新たな境地を切り開いているという。
志野は、16世紀後半の桃山時代に茶陶として生まれたもの。長石と鉄分を含んだ鉄などで作った釉薬を使って、さまざまな色を出すのが特徴である。釉薬の配合、焼き時間、焼き方などの条件により白やねずみ色、緋(ひ)色などに色を調節する。
1300年の歴史を刻む焼き物の郷、美濃で生まれた志野は、日本各地の窯が真似たことで本来の姿が失われ、一時期忘れ去られたこともあった。
しかし、昭和五年、美濃の遺跡で当時の志野のかけらを発見した荒川豊蔵氏により、志野は400年の眠りから目覚めた。以来、荒川豊蔵氏は志野再現の火付け役となり、古典復興の主導者として情熱的に活躍する。
現在では、この志野の魅力にとりつかれた陶工たちが研究を重ねながら新たな境地を切り開いているという。
- 住所
- 岐阜県
- 名前
- 志野