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2008/7/28


魚見岳 Uomi-dake Mt. Uomidake

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 魚見岳(うおみだけ)は、鹿児島県指宿市(いぶすきし)の錦江湾岸にたたずむ標高214・8メートルの小高い山。魚見岳の名前は、ここから魚群の動きを監視していたからといわれている。
 山頂までは車でのぼることができ、頂上は自然公園が整備されている。階段をのぼり展望台に立つと、ふもとの指宿市街、錦江湾、知林ヶ島、さらに晴れた日には開聞岳、高隈連山、桜島、硫黄島なども臨むことができる絶景の地だ。
 大昔の火山の一部で、南側と東側は切り立った崖になるため、ハワイのダイヤモンドヘッドそっくりといわれている。
 春になるとおよそ一万本の桜が咲き、ドライブに来た多くの人々や家族連れでにぎわう。
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2007/7/31


マスイチ浜 Masuichi-hama Masuichi Beach

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 マスイチ浜は、絵鞆半島の南西、北海道室蘭市増市町にある、美しい眺望と展望台のある浜であり、室蘭八景の一つとされている。
 名称の語源は「マスイ・チセ」で、ウミネコの家という意味を持っている。
 内浦湾(噴火湾)を隔てた駒ケ岳などのパノラマや、眼下にはカモメ岩、象岩を見ることができ、ハヤブサなど、野鳥の観察地となっている。秋になると、ワシタカの渡りも観られる。
 マスイチ浜展望台からは、駒ケ岳と変化に富んだ海岸線の眺望を楽しめる。また、奇形な岩がたくさんあり、また近くには先住民の遺跡も見つかっている。
 晴れた日のここからの駒ヶ岳は絶景である。マスイチ浜は、自然豊かで静かな景勝地である。
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2007/6/29


天人峡 Tennin-kyou 

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 天人峡(てんにんきょう)は、北海道旭川市から北上して1時間の山間部に位置する。外界と完全に隔絶された場所にある天人峡は、「秘境」の名にふさわしい美しい渓谷美が楽しめる場所である。
 天人峡といえば忠別川に落ちる「羽衣の滝」が有名である。落差270mの、豊富な水量を誇る荒々しい流れの滝である。羽衣の滝から徒歩で20分ほどのところには「敷島の滝」がある。高さはさほどないが、本流にかかるだけあって圧倒される水量だ。
 また、天人峡には、数々の奇岩があることでも知られる。天津岩(あまついわ)」は、大雪山の火山群が噴火した軽石・火山灰などが高温のまま溶け合って凝固した柱状の柱状節理の岩である。そのほか天女が羽衣を失くし、泣いていた涙がいまだに岩に流れているという羽衣伝説の残る「涙岩」など、見どころは豊富だ。
 天人峡は、自然の作り出した造形の不思議に心癒される「やすらぎ」の場所である。
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岩間の滝 Iwama-no-taki 

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 岩間の滝(いわまのたき)は、北海道上川郡上川町の層雲峡大函にある落差30m、幅2mの滝である。
 旭川方面からは道道39号を北見方面へ走り、新大函トンネルに入る直前、右の崖にある。
 アイヌ語で小さな峡谷という意味のポロ・ニセイといわれた、高さ160m前後の柱状節理の断崖に囲まれた壮大な渓谷・小函の先にあり、近くには神削壁、不倒壁といった巨岩や、石狩川をはさんで、錦糸ノ滝、ライマンの滝など、多くの滝がある。
 国道の橋の歩道部分からすぐ目の前に見ることができ、岩の間に出来た小さな滝は、手軽に自然をを感じられる場所となっている。
 現在、付近にある遊歩道は、崩落による危険防止のために閉鎖されている。
 岩間の滝は、小さくも落ち着いた、趣のある滝である。
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2007/6/27


日浦海岸 Hiura-kaigan 

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 日浦海岸(ひうらかいがん)は、北海道函館市の函館から恵山への道の途中にある、約1・6kmにもわたる変化に富んだ岩礁海岸である。
 国道278号線を戸井町から恵山町に入り、トンネル脇を国道から外れて下った場所に存在する。
 切り立った崖と奇岩が連なっており、うねうねした海沿いの道路には、素掘りしただけの素朴なトンネルが断続的に続いている。
 風波の浸食でできた奇石・奇岩、柱状節理の絶壁が見事な海岸線を見せ、恵山の眺めも良く、10あまりの洞門が続き、釣りの名所としても知られている。
 その中の一つ、「サンタロナカセ岬」は道沿いにある奇岩で、その昔、漁師の「三太郎さん」の息子が遭難し、泣きながら息子の帰りを待っているうちに岩になった、という言い伝えがある。
 日浦海岸は、珍しい景観が続く奇勝地である。
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2007/6/26


立待岬 Tachimachi-misaki 

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 立待岬(たちまちみさき)は、北海道の函館山の南東側、津軽海峡へと突き出した岬である。
 立待岬の名は、アイヌ語の「魚を捕るために立って待つ場所」に由来する。
 眺望が素晴らしく、天気がよければ北には函館市街、南には津軽海峡と下北半島を望める。見晴らしがよいため、江戸の寛政年間には、外国船を監視するための北方警備の台場が設置されていたという。
 岬へ向かう途中の坂には、石川啄木一族の墓があるほか、与謝野寛・晶子夫妻の歌碑もある。夜は烏賊釣りのいさり火を間近に眺められ、幻想的な風景が楽しめる。
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2007/6/22


霧多布岬 Kiritappu-misaki Cape Kiritappu

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 霧多布岬は、北海道東部の霧多布半島東端にある岬だ。
 標高40mから60mの平坦な台地状の島が陸につながって出来た半島であるため、霧多布岬もまた荒々しい断崖の海岸線を持つ岬となっている。
 正式名称は湯沸(とうふつ)岬といい、霧多布岬は言うなれば愛称のようなものである。その名のとおり、この一帯は太平洋からもたらされる海霧の影響で、霧が多く発生する場所でもあり、特に夏場は霧で何も見えない場合もあるので、注意が必要だ。
 そういったことからか、この岬は近くにあるアゼチの岬の、優雅で穏やかな女性的な印象に対して、よく男性に例えられることが多い。太平洋と岬とを隔てる切り立った断崖、そしてそれに続く海岸線や打ち寄せる荒々しい波などは確かに、そういうイメージを持っているようにも思えてくる。
 ただ、そんな険しい世界とは違い、岬の台地はエゾカンゾウなどの草花が咲き乱れる場所でもある。そしてそこへ静かに霧が流れ込む。そんな幻想的な風景も、この岬には似合う。
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2007/6/19


日高耶馬渓 Hidaka-yaba-kei Hidaka Yabakei

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 日高耶馬渓(ひだかやばけい)は、北海道様似郡様似町の、アポイ岳の山麓が太平洋に落ち込むところにある景勝地である。景勝様似八景に選ばれている。
 長い年月をかけて、国道336号の冬島の奇岩・穴岩から幌満川口までの約6kmに渡る海岸線を侵食した様子が、見事な景観を作りだしている。
 海岸からほぼ垂直に駆け上がる崖の美しさが大分県の耶馬渓に似ていることから、この名称が付けられた。
 春には切り立った崖に張り付くように根を下ろしているエゾヤマツツジが赤い花を咲かせ、他にもエゾスカシユリ・エゾカンゾウなど、多くの花が咲き、道行く人目を楽しませてくれる。
 日高耶馬渓は、急斜面に巨岩が現れ、切り立った岩壁が続くダイナミックな名勝地である。
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