茜色(アカネイロ) Akaneiro
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茜色(アカネイロ)は、日本に古くから伝わる伝統色のひとつである。
茜草の根を染料とする強い赤色であり、四五〇〇年前のインダス文明、モヘンジョダロ遺跡からも茜染めの木綿が出土しており、およそ有史以前より赤を染めて来たと推定されている。
日本でも早くから用いられた朱がかった赤色とされ、栽培の歴史は古く、「古事記」にも記されているが、色名として定着したのは近世とされる。
茜の根は乾燥すると赤黄色となり、この根を煮出した汁がまだ熱いうちに前もって灰汁で処理した布を漬けると、茜色に染まる。根で赤く染めるから、アカネと言う名前になったと言われている。
茜草を染料として得る色には、他に緋色があるが、こちらは鮮やかな赤色で、茜色よりはるかに明るい。
茜色は、夕焼けの真っ赤な西の空の表現としてもよく知られている、日本の伝統色である。
茜草の根を染料とする強い赤色であり、四五〇〇年前のインダス文明、モヘンジョダロ遺跡からも茜染めの木綿が出土しており、およそ有史以前より赤を染めて来たと推定されている。
日本でも早くから用いられた朱がかった赤色とされ、栽培の歴史は古く、「古事記」にも記されているが、色名として定着したのは近世とされる。
茜の根は乾燥すると赤黄色となり、この根を煮出した汁がまだ熱いうちに前もって灰汁で処理した布を漬けると、茜色に染まる。根で赤く染めるから、アカネと言う名前になったと言われている。
茜草を染料として得る色には、他に緋色があるが、こちらは鮮やかな赤色で、茜色よりはるかに明るい。
茜色は、夕焼けの真っ赤な西の空の表現としてもよく知られている、日本の伝統色である。
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- 茜色(アカネイロ)