雲州そろばん Unshu-soroban The Unshu Abacus
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現代のそろばんの発祥の地である島根県の旧雲州地区のそろばんは「雲州そろばん」と呼ばれ、高い評価を得て今日に到っている。
雲州そろばんは約180年前、江戸時代天保初年に島根県旧仁田町の大工、村上吉五郎が広島産そろばんを真似て作った事から始まった。それを手本に、横田町の職人らが改良を加え、更にそろばん造りの道具、珠を削る手回しろくろを完成させたことで、急激に生産が増え、地場産業としての基礎ができた。やがて品質の良さが評判となり、「そろばんと言えば雲州」と言われるまでになった。
雲州そろばんは、手作りの伝統を残している一方で時代に即応し、現在全国の生産高の70%を出荷している。180年の伝統、精緻を極めた技は今でも脈々と受け継がれている。
雲州そろばんは約180年前、江戸時代天保初年に島根県旧仁田町の大工、村上吉五郎が広島産そろばんを真似て作った事から始まった。それを手本に、横田町の職人らが改良を加え、更にそろばん造りの道具、珠を削る手回しろくろを完成させたことで、急激に生産が増え、地場産業としての基礎ができた。やがて品質の良さが評判となり、「そろばんと言えば雲州」と言われるまでになった。
雲州そろばんは、手作りの伝統を残している一方で時代に即応し、現在全国の生産高の70%を出荷している。180年の伝統、精緻を極めた技は今でも脈々と受け継がれている。
- 住所
- 699-1832 島根県仁多郡横田町大字横田
- 名前
- 雲州そろばん