NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/5/12


鴨都波神社 Kamotsuba-jinja 

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 奈良県御所市にある「鴨都波神社(かもつばじんじゃ)」は、上鴨社(かみがもしゃ)の高鴨神社(たかかもじんじゃ)、中鴨社(なかがもしゃ)の葛城御歳神社(かつらぎみとしじんじゃ)に対して、「下鴨社(しもがもしゃ)」と呼ばれている。
 主祭神は、積羽八重事代主命(つわやえことしろぬしのみこと)と下照姫命(したてるひめのみこと)で、積羽八重事代主命は、奈良県桜井市の大神神社に祀られる大国主命(おおくにぬしのみこと)の子どもであることから、「大神神社の別宮」ともいわれている。
 拝殿前の右手には、樹齢300年のいち樫が御神木とされている。
 夏祭りと秋祭り宵宮には、五穀豊穣・家内安全・無病息災を祈願し、氏子地域から「ススキ提灯」と呼ばれる30基余りの提灯が奉納され、県の無形民俗文化財に指定されている。
 ススキ提灯とは、4、5メートルほどの竹製の支柱に、横木を4本通し先端から紐で連結し、高張提灯を上から、2・4・4の合計10張を3段に組みたて、先端部に御弊を施したものである。
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2007/9/14


宮崎 幸福神社 Miyazaki Koufuku-jinja Kofuku Shrine in Miyazaki

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 日向市にある「幸福神社(こうふくじんじゃ)」は、富高陣屋の鎮守稲荷として、安永五(1776)年正月に伏見の正一位稲荷五社大名神の分霊を祀ったとされる。富高陣屋は、日向天領を治めた日田代官所の出張所であった。揖斐富治郎(いびとみじろう)代官はその陣屋の鬼門除けとして、この神社を勧請したとされる。
 後の明治元年、町内の天神社その他の社を合わせ、大国主神(おおくにぬし)、事代主神(ことしろぬし)、宇迦之御魂神(うかのみたま)、少名彦神(すくなひこのかみ)、岩永姫命(いわながひめのみこと)、菅原道実公を合祀した。
 食物の神であり農耕農作の神である稲荷を幸とし、大国主神は福の神であることから福として、幸福神社と名づけたと伝えられている。
 神社の境内には、樹齢百十数年といわれる珍しい夫婦楠がそびえ立ち、神社の名に相応しいシンボルともなっている。その名前にあやかり、幸せを願う参拝者が多く訪れる。
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2007/4/24


京都 今宮神社 Kyoto-imamiya-jinjya 

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 今宮神社は、京都府京都市北区にある神社である。
 994年船岡山に創建された。大国主命(おおくにぬしのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の三神を祀る。1000年、一条天皇は疫病を退けるため初めてこの三神を現地に勧請したという。
 入り口は朱色が際立つ「楼門」がある。中には立派な本社があり、疫神社と呼ばれ、疫病鎮護の神として信仰が篤い。この神社には阿呆賢さん(あほかしさん)と呼ばれる不思議な石がある。その石をまず三度叩き持ち上げると大変重く感じられる。次に石に心をこめて願をかけ再び持ち上げた際、軽く感じられたら、その願いは叶うと言われている。
 4月第2日曜日には病を鎮め厄を払うための「安居祭り」(やすらいまつり)が行われ、京都の三奇祭のひとつとして有名である。
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2007/4/19


三嶋大社 Mishima-taisya Mishima Taisha Shrine

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 三嶋大社は、静岡県三島市大宮町にある神社である。祭神は大山祇命、積羽八重事代主神とされ、二神を総じて三嶋大明神と称している。
 創建の時期は不明であるが、三宅島、下田・白浜海岸、大仁町、現在地と遷宮したとの伝承がある。古くより三島の地に鎮座し、平安時代の「延喜式」には、「伊豆国賀茂郡・伊豆三島神社」として記載されている。
 現在の三嶋大社は、平安中期以降に田方郡の国府の近くに新宮として分祀されたものである。
 現在地には元々若宮八幡があったが、三島明神が若宮八幡から所領を譲られたと言われている。
 源頼朝は伊豆流刑時代から三嶋大社を崇敬し、鎌倉幕府制立後も大社を重んじたという。
 中世以降は暦を発行し、「三島暦」として全国に知られている。
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2007/1/25


十日恵比寿神社 Touka-ebisu-jinja Toka Ebisu Jinja Shrine

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 十日恵比寿神社は、福岡県福岡市博多区にある恵比寿と大黒を祀る神社である。
 香椎宮大宮司家の武内五右衛門は分家して博多で商売を営んでいたが、天正十九(1591)年、香椎浜に流れついた恵比須神の神像を持ち帰り祀ったところ、家運が隆盛した。そのため多くの人が商売繁昌の神として参拝するようになったので、元禄三(1690)年に社殿を設けた。
 祭神は事代主神(えびす様)と大国主神(だいこく様)。商売繁昌、家内安全、無病息災にご利益があることで知られている。
 毎年1月8日〜11日までは正月大祭が行われ、期間中の参拝者は100万人にもなる。中でも、かち詣りは、三味、笛、太鼓での十日えびすの唄を先頭に博多芸妓たちが行列、徒歩で神社に参拝し、一年の開運、商売繁昌の祈願をする華やかな催しである。
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2007/1/6


美保神社 Miho-jinja Miho shrine

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 島根県松江市にある三穂津姫命と事代主神の2神を祀る神社。2神を祀る本殿は大社造りを2棟並べた「美保造り」または「比翼大社造りが、また屋根についても桧皮葺(ひはだぶき)の共皮蛇腹(ともがわじゃばら)でこれらは国の重要文化財に指定されている。
 三穂津姫命(みほつひめのみこと)は大國主神の御后(おきさき)神で、農業及び子孫繁栄の守り神。事代主神(ことしろぬしのかみ)は大國主神の第一の御子神(みこがみ)で、漁業・商業を始め広く生業の守護神として敬仰されている。全国各地にあるゑびす社3385社の総本社として、ことに水産・海運に携わる人々から広く敬い親しまれてきた。
 奉納された楽器、846点が、国の重要有形民俗文化財に指定され、日本最古のアコーディオンや初代萩江露友(おぎえろゆう)が所有していた三味線など、名器、珍品もその中に含まれている。
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