三百田氏住宅 Sanbyakudashi-jutaku The Old House of the Sanbyakuda Family
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三百田(さんびゃくだ)氏住宅は、鳥取県若桜町内の吉川集落にあった庄屋・三百田氏の旧宅で、現在は若桜郷土文化の里に移築・復元されている。
「一代普請方合力人数帳」という古文書には、819人が一年以上かけてつくりあげ、江戸中期の元禄七(1694)年に完成したことが記されている。
建築様式は因幡地方の特徴である、入り母屋茅葺き屋根で梁行四間・桁行七間半のいわゆる「四八」の造り。内部は土間ぞいに広間を持つ「広間型三間取り」である。
一部の梁は鉋で仕上げられており、当時の民家としてははるかに先進的な工法であるが、これは、播州の宮大工が普請したことと関係すると見られている。また小屋梁や床下の大引のつくりから、地元の材木を工夫して大切に用いているのがわかる。
外装には中国地方の古民家特有の「置き千木型」の棟飾りが施され、重厚な茅葺き屋根と相まって庄屋らしい堂々たる風格を感じさせている。
「一代普請方合力人数帳」という古文書には、819人が一年以上かけてつくりあげ、江戸中期の元禄七(1694)年に完成したことが記されている。
建築様式は因幡地方の特徴である、入り母屋茅葺き屋根で梁行四間・桁行七間半のいわゆる「四八」の造り。内部は土間ぞいに広間を持つ「広間型三間取り」である。
一部の梁は鉋で仕上げられており、当時の民家としてははるかに先進的な工法であるが、これは、播州の宮大工が普請したことと関係すると見られている。また小屋梁や床下の大引のつくりから、地元の材木を工夫して大切に用いているのがわかる。
外装には中国地方の古民家特有の「置き千木型」の棟飾りが施され、重厚な茅葺き屋根と相まって庄屋らしい堂々たる風格を感じさせている。
- 住所
- 680-0721 鳥取県八頭郡若桜町屋堂羅
- 名前
- 三百田氏住宅