NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/18


喜多川俵二 Kitagawa Hyouji Hyoji Kitagawa

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 1936年京都西陣俵屋17代喜多川平朗(故・重要無形文化財保持者)の次男として生まれる。
 1988年俵屋18代を継承。
 皇室用御用達作家として、その技量には高い評価を受け、特に正倉院の「花樹獅子人物文綾」の復元では、文様の拡大写真をルーペで見ながら糸を一本ずつ方眼紙に書き写すという緻密な作業を3年掛かりで完成させ、その技術の確かさを証明した。
 1989年伊勢神宮式年遷宮神宝装束「錦」「羅」「紗」等を製織。
 1990年秋篠宮殿下 紀子様御婚儀装束「御即帯」「十二単」製織、天皇御即位御大典御装束「御即帯」「十二単」製織。
 1993年皇太子殿下 雅子様御婚儀装束「御即帯」「十二単」製織。
 1999年重要無形文化財(人間国宝)の認定を受ける。
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2007/1/12


江戸木目込人形 Edokimekomi-ningyou Edo Kimekomi Dolls

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 江戸木目込人形(えどきめこみにんぎょう)は、衣裳を胴体にきめこんで固定するのが特徴の、東京や埼玉で作られる人形である。
 京都上賀茂神社の雑掌(雑用をする人)が、神事に使う柳の木の箱の余った木片に刻み目をつけ、それに布を木目込んで作った「加茂人形」が、ルーツである。
 後に江戸に伝わり、やがて江戸木目込人形と呼ばれるようになった。幕末頃には江戸でも盛んに作られた。
 木目込人形とは、桐の粉をしょうふ糊で固めた桐塑(とうそ)で作った型に、筋彫りをし、そこに布地をきめ込んで(挟んで着付けて)作るものである。
 江戸木目込人形は、痩せ形で小味の利いたこまかい目鼻立ちが特徴であり、ぽっちゃり型の京都との違いが、また面白い。
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