安の滝 Yasu-no-taki
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秋田県北秋田市阿仁地区を流れる、森吉山を源流とする打当川(うっとうがわ)はその支流を含め大小様々な滝がある。中でも上流中又沢にある安の滝(やすのたき)は、日本の滝一〇〇選で上位に選ばれるほどの名瀑である。
ブナ森の麓から流れる安の滝は、約六〇mの上段と約三〇mの下段に分かれている幅二〇mほどの美しい滝である。滝の姿の美しさだけでなく、「安の滝」の名の由来となった伝説でも有名である。
享保年間(1716~35)、金の発掘のために若者達が見崎金山に多く集まってきていた頃の話である。金山では恋愛禁止であったが、山師久太郎と村の娘安(やす)が恋仲になり、二人を妬む仲間の告げ口によって騒ぎになってしまう。安に迷惑がかかると思った久太郎は郷里へ帰り、嘆き悲しんだ安が滝へ身を投げたという。
その後月夜になると、黒髪をすいている安の姿を見ることもあったといわれ、いつしかこの滝を訪れると恋が叶うというわれるようになり、多くの人が訪れるようになった。
ブナ森の麓から流れる安の滝は、約六〇mの上段と約三〇mの下段に分かれている幅二〇mほどの美しい滝である。滝の姿の美しさだけでなく、「安の滝」の名の由来となった伝説でも有名である。
享保年間(1716~35)、金の発掘のために若者達が見崎金山に多く集まってきていた頃の話である。金山では恋愛禁止であったが、山師久太郎と村の娘安(やす)が恋仲になり、二人を妬む仲間の告げ口によって騒ぎになってしまう。安に迷惑がかかると思った久太郎は郷里へ帰り、嘆き悲しんだ安が滝へ身を投げたという。
その後月夜になると、黒髪をすいている安の姿を見ることもあったといわれ、いつしかこの滝を訪れると恋が叶うというわれるようになり、多くの人が訪れるようになった。
- 住所
- 018-4731 秋田県北秋田市阿仁打当
- 名前
- 安の滝