NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/9

松川だるま Matsukawa-daruma Matsukawa Daruma Doll

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 仙台張り子の中でもよく知られているのが、松川だるまである。
 本毛の眉、ガラスの目、顔の周囲は海の青を表す群青色で彩色されている点が特徴である。
 腹部には浮き出しにした宝船や福の神、松竹梅、えびす大黒、滝のぼり、一富士二鷹三茄子、などの様々な縁起物が描かれていて、信仰の対象、縁起物として親しまれている。
 このような豪華絢爛な現在の様式に改良したのは、明治の仏師二代目面徳・高橋徳太郎(天保一(1830)年~大正二(1913)年)。
 古くから仙台庶民に親しまれてきたこの松川だるまは、今から約170年ほど前、伊達藩の藩士・松川豊之進が創始したことにより名付けられたという説が有力である。その後、藩内下級武士らの内職として制作されていた。
 最初から両方の黒目が塗られているのは、伊達政宗に配慮して、という説もある。

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住所
981-0933 宮城県仙台市青葉区柏木137
名前
松川だるま
電話
022-233-5658




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