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「浅草の顔」として有名な雷門は、日本最古の寺院である浅草寺(せんそうじ)の総門。雷門は通称で、正式名称は「風雷神門」。その名のごとく、門の右側に風神像、左側に雷神像が安置されている。二神は、古来より五穀豊穣を司る神として崇められてきた。
最初の門が建てられたのは天慶五(942)年。その後、火災による焼失、再建が繰り返されたが、慶応元(1865)年から95年間、門は不在であった。和風建築物をコンクリートで造る技術が活かされ、昭和三五(1960)年に鉄筋コンクリート造りで再建された。
建物の様式は、本瓦葺の切り妻造り。門の間口は六間半(11.8メートル)奥行き三間(5.4メートル)。中央に吊り下がる大堤灯は、高さ4メートル、直径3.4メートル、重さ670キロ。
朱色の門、左右に奉られた神、不自然なほど大きな提灯。わび・さびとは異なる、この組み合わせは世界に類のない日本の文化といえよう。
最初の門が建てられたのは天慶五(942)年。その後、火災による焼失、再建が繰り返されたが、慶応元(1865)年から95年間、門は不在であった。和風建築物をコンクリートで造る技術が活かされ、昭和三五(1960)年に鉄筋コンクリート造りで再建された。
建物の様式は、本瓦葺の切り妻造り。門の間口は六間半(11.8メートル)奥行き三間(5.4メートル)。中央に吊り下がる大堤灯は、高さ4メートル、直径3.4メートル、重さ670キロ。
朱色の門、左右に奉られた神、不自然なほど大きな提灯。わび・さびとは異なる、この組み合わせは世界に類のない日本の文化といえよう。
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