NIPPON Kichi - 日本吉

2007/1/12

大阪天満宮 Osaka-Tenmanguu Osaka Tenmangu Shrine

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 その由来は、平安時代中期、菅原道真にまでさかのぼる。901年に政敵藤原時平により、太宰府へ左遷されることになった道真は、太宰府へ向かう途中、現在もこの地にある大将軍社に参詣した。その後没すると、疫病の流行、皇子の相次ぐ病死、清涼殿(天皇の日常生活の場所)への落雷など多くの不幸が立て続けに起きたので、朝廷はこれを道真の祟りだとして恐れ、彼の名誉を回復し贈位した。
 後の949年、大将軍社に7本の松が突然生え、霊光を放ったとの奇譚が京を駆け巡った。これを聞いた村上天皇は勅令を出し、道真を奉るための天満宮を建立させた。それが大阪天満宮である。
 現在の本殿は1843年に再建されたもの。江戸時代末期の気風が伺える権現(ごんげん)造りの境内には、津端道彦、上田耕冲などの襖絵が風情を加えている。これは、1927年の建立1025年を記念し奉納された。
 「天満の天神さん」と親しまれ、毎年7月24日に行われる天神祭は、日本三大祭、大阪三大夏祭りのひとつとして知られる。

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住所
〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
名前
大阪天満宮
電話
06-6353-0025
email
info@tenjinsan.com
HP
http://www.tenjinsan.com/




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