NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/7


陸奥総社宮 Mutsu-sousha-no-miya 

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 陸奥総社宮(むつそうしゃのみや)は宮城県多賀城市、多賀城政庁府東門跡地と加瀬沼との間に位置する神社である。
 周囲は鬱蒼とした木立に囲まれている。
 総社とは、いくつかの神社の祭神を一か所にまとめて祀った神社の事である。
 陸奥総社宮は平安中期には陸奥国府に属し、陸奥国内百ケ所を統括する総社であり、祭司は中央政府の国司であった。国府制度が廃止された後も、歴代伊達藩主や多くの人々の信仰を集めていた。
 社内の階段左右には大社一五、小社八五の神社名が列記されている。
 拝殿の先の神殿の両側には樹齢六〇〇年余りの老杉と、二二〇年余の老白木蓮が対になっている。それは、長寿で仲の良い夫婦と見たて、家庭円満の幸せの神樹とされている。
 
 
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2007/8/27


伊勢崎神社 Isesaki-jinja Isesaki Shrine

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 伊勢崎神社は、群馬県伊勢崎市本町にある神社である。祭神は、保食神(うけもちのかみ)、八衢比古命(やちまたひこのみこと)。
 建保元(1213)年、三浦介義澄によって、飯福神社と言う名で創建されたと伝えられる。
 元徳元(1329)年、国司の新田義貞が現在地に遷宮し、八坂神、稲荷神、菅原神の三神を合祀し、社殿を修理した。
 宝暦九(1759)年、社殿を造営したが、火災により焼失。嘉永元(1848)年、現在の社殿が再建され、本殿には、緻密にして壮麗な彫刻が施されている。
 大正一五(1926)年、町内数社を合併後、伊勢崎神社と改称した。
 初宮詣、七五三詣、新年祈願、厄除けなど、一年を通じて多くの参拝者で賑わっている。
 伊勢崎神社は、旧名から「いいふくさま」として慕われている、歴史のある古社である。
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2007/8/16


五徳山 水澤寺 Gotokusan Mizusawa-ji Gotokusan Mizusawa Kannon Temple

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 五徳山水澤寺は、群馬県渋川市伊香保町水沢にある天台宗の寺院である。坂東第十六番札所で、水澤観音とは、本尊の十一面千手観音菩薩の事である。
 1300年余昔、推古天皇・持統天皇の勅願により、高麗の恵観僧正によって開基され、国司高光中将によって創建されたと伝わる。
 寺の縁起によると、かつては金堂・講堂・常行堂・潅頂堂・経蔵・鐘楼・多宝塔・全山併せて仏像一千二百体を祀る古刹であった。
 元禄時代に建立された六角堂は、内部に回転する六地蔵尊を安置する全国でも珍しい二重塔である。
 2001年に建立された釈迦堂では、釈迦三尊像などの仏像や仏画の数々を拝観できる。
 五徳山水澤寺は、古来より水澤観音の名称で親しまれている、古刹である。
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2007/4/19


神部神社 浅間神社 Kanbe-jinjya Asama-jinjya Kanbe Shrine / Asama Shrine

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 神部神社と浅間神社は、静岡県静岡市葵区にある神社である。同じ場所にある大歳御祖神社と合わせて、静岡浅間神社といわれる。
 神部神社は、駿河国開拓の祖神大己貴命を祭神として祀っている。崇神天皇の時代(紀元前100年頃)の鎮座と伝えられる。
 国府が定められてからは国司崇敬の神社となり、平安時代より駿河国の総社とされていた。
 浅間神社は、木之花咲耶姫命を祭神として祀っている。延喜元(901)年、醍醐天皇の勅願によって富士山本宮より勧請され、以来冨士新宮として続いてきた神社である。
 その広壮華麗な社殿や宝蔵群は、「東海の日光」と呼ばれており、素晴らしい迫力である。
 神部神社と浅間神社は、共に古い歴史を持つ別々の神社であり、現在でも「おせんげんさま」として深く信仰されている。
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2007/1/23


新湊法生津八幡宮 Shinminato-Hojozu-hachimangu Shinminato Hojozu Hachimangu Shrine

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 放生津八幡宮(ほうじょうずはちまんぐう)は、奈呉の浦の景勝を愛した、歌人大伴家持が越中国司として在住中の天平十八(746)年、豊前の宇佐八幡宮から勧請したのが始まり。現在の富山県射水市に位置する。
 八幡宮の境内の裏手には大伴家持が奈古の浦を記念して詠んだ、万葉集にも残っている歌の歌碑が立つ。「東風(あゆ)を疾(いた)み 奈呉の浦廻に 寄する波 いや千重しきに 恋ひ渡るかも」。境内からは、奈呉の浦が境内から一望できるので、古(いにしえ)の歌人の情緒に思いを馳せるのもいい。そのほか境内には、奥の細道の松尾芭蕉の句碑も立っている。
 毎年10月1日は、放生津八幡宮祭礼の曳山まつりで賑わう。豪華絢爛な13本の曳山を、昼は花山、夜は提灯山車に趣を変え曳き廻り、それは勇壮な眺めだという。
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