NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/1


桜井町の棒の手 Sakurai-cho-no-bou-no-te Bo-no-te in Sakurai Town

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 桜井町の棒の手(さくらいちょうのぼうのて)は、愛知県安城市桜井町に伝わる民俗芸能である。
 戦国時代、桶狭間の戦いで織田信長の奇襲により破れた今川方の武士、式部太夫(しきぶだゆう)が戦の後もこの地に留まり、自衛のために農民に棒術を教えたこと始まりと言われ、当時は「式部流(しきぶりゅう)」とよばれた。
 やがて太平時代を迎えると、棒の手は五穀豊穣を願って奉納されるようになった。
 演技は棒のみを用いる「表」と、槍や十手、鎌などのキレモノを用いる「裏」がある。
 棒の手は現在まで大切に受け継がれ、地元の小学生による演技も上演されるようになった。
 昭和三九(1964)年に県の無形民俗文化財の指定を受ける。
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2007/3/16


兵庫 平尾家 Hyougo hirao-ke House of Hirao in Hyogo

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 宮本武蔵の生誕地には諸説あるが、美作国の宮本村(現岡山県美作市)とする説がある。
 この美作市には、武蔵の生家跡や墓、武蔵ゆかりの讃甘(さのも)神社などが立ち並ぶ「武蔵の里」がある。ここには、武蔵の姉・おぎんが嫁いだ平尾家を復元・移築した民家があり、江戸時代そのままの姿をとどめている。
 平尾家は、町内で最も大きい茅葺きの家であった。慶長五(1600)年、武蔵が17歳で武者修行に出る際、家の道具・系図・すやり・十手を姉おぎん夫婦に渡したという。その後おぎんの次男九郎兵衛景貞がここに居住し、武蔵家を相続したと伝えられている。
 平尾家は子孫が現在も住んでいる。築280年の由緒ある民家である。
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