NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/7/23


大堀相馬焼 炭化たたらコーヒーカップ&ソーサー Ooborisoumayaki Tankatatara-kouhikappu&sousaa 

Jp

 江戸時代初期に始められた大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)。相馬藩が保護・育成し、300年の伝統を誇る。
 ひび割れが模様のように器全体をおおっている事から「青ひび」と呼ばれており、このひび割れ模様が、作品を親しみやすいものにしている。
 また、ろくろによる成形の段階で、外側と内側を作る二重焼によって、中の飲み物が冷めにくくなっている。
 炭化たたらコーヒーカップ&ソーサーは、こげ茶色に白い釉薬を掛け、小さい花を付けた、落ち着きのある、可愛らしいイメージの品物である。
 ソーサーはまん丸でなくたまご形で、カップに合わせたほど良い大きさと質感を持っている。
 大堀相馬焼・炭化たたらコーヒーカップ&ソーサーは、素朴な味わいのある手の込んだ品である。
 
サイズは
カップ  径77×高80mm
ソーサー 140×115mm
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2007/1/15


鉄瓶 Tetsubin Iron Kettles

Jp En

 鉄瓶は日本の代表的伝統工芸品のひとつである。
 1500度にもなる、溶かした金属を製品の型となる鋳型に鋳込む技術を「フキ」という。熟練した技を必要とする作業だ。
 古来より伝わる技法を継承し、手づくりの物を今でも製品化している。岩手県の盛岡市で作られる、「南部鉄瓶」などが有名である。
 実はこの鉄瓶、ちょっとしたブームになっている。
 現代人は「鉄分不足」だそうである。5人に1人は貧血症または、準貧血症になっているという。鉄瓶で沸かすお湯は、鉄分補給に効果的であるという。
 また、この鉄瓶で作ったお湯で飲むお茶やコーヒーは、通の人ならその味の違いがわかるものだ。
 海外においても、鉄瓶で沸かしたお湯の味が評価を得ている。
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