高鍋大師 Takanabe-Taishi Takanabe Taishi
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高鍋大師は、宮崎県児湯郡高鍋町にある石仏群である。
高鍋町の北部、小高い丘の上に6世紀頃、この地を支配した有力者たちが眠る持田古墳群があるこの石仏は古墳の霊を慰めるために岩岡保吉が半生をかけて古墳群の一角に建造したものである。石仏群700体以上が鎮座する高鍋大師である。
明治二二年に生誕した保吉は、40歳で家業を子どもに譲ると、自身は石仏づくりに専念する。
古墳を守り、ここに葬られた人々の霊を慰めたいという思いで、昭和六年に開山し、大分の臼杵から呼び寄せた石工に学び、自らも石像を彫り続けた。
不動明王、稲荷大神、十二薬師如来、十一面観世音、天照大神、スサノオノミコなどの巨像の他、その周辺には大小様々な像が立ち並ぶ。鎮魂、祈り。それを形作り伝えてきた古代からの人々の思いを「今」のこととして実感できる稀有な場所である。
高鍋町の北部、小高い丘の上に6世紀頃、この地を支配した有力者たちが眠る持田古墳群があるこの石仏は古墳の霊を慰めるために岩岡保吉が半生をかけて古墳群の一角に建造したものである。石仏群700体以上が鎮座する高鍋大師である。
明治二二年に生誕した保吉は、40歳で家業を子どもに譲ると、自身は石仏づくりに専念する。
古墳を守り、ここに葬られた人々の霊を慰めたいという思いで、昭和六年に開山し、大分の臼杵から呼び寄せた石工に学び、自らも石像を彫り続けた。
不動明王、稲荷大神、十二薬師如来、十一面観世音、天照大神、スサノオノミコなどの巨像の他、その周辺には大小様々な像が立ち並ぶ。鎮魂、祈り。それを形作り伝えてきた古代からの人々の思いを「今」のこととして実感できる稀有な場所である。
- 住所
- 884-0000宮崎県児湯郡高鍋町
- 名前
- 高鍋大師