樫崎法印神楽 Kashizaki-houin-kagura Kashizaki Hoin Kagura
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樫崎法印神楽(かしざきほういんかぐら)は、宮城県桃生町(ものうちょう)に伝わる伝統芸能であり、日本の神楽において、希少な民俗芸能文化として、県の無形民族文化財にも指定されている。
口伝によれば、宝暦年間(1751~1763)から現在の鹿島神社で演じられてきたものだと伝えられ、古事記や日本書紀の神話を素材とした演目を太鼓奏者と笛奏者の2名だけで奏楽し、舞われる。
法印とは、修験者や神官のことを表し、神楽はもともと修験の行法の一つであったが、その芸術性が里の人たちの希少な娯楽として定着し、神社の祭礼には欠かせないものとなっていく。幕末以降になると、見るだけでは飽き足らなくなった若者達が真似て踊るようになり、娯楽の少ないこともあって、演劇的要素の強い法院神楽が急速に広まり、今にいたることとなる。
いわゆる女形である姫舞を得意とする神楽であるが、神話に登場する女神達の舞は、今も我々の眼を楽しませてくれている。
口伝によれば、宝暦年間(1751~1763)から現在の鹿島神社で演じられてきたものだと伝えられ、古事記や日本書紀の神話を素材とした演目を太鼓奏者と笛奏者の2名だけで奏楽し、舞われる。
法印とは、修験者や神官のことを表し、神楽はもともと修験の行法の一つであったが、その芸術性が里の人たちの希少な娯楽として定着し、神社の祭礼には欠かせないものとなっていく。幕末以降になると、見るだけでは飽き足らなくなった若者達が真似て踊るようになり、娯楽の少ないこともあって、演劇的要素の強い法院神楽が急速に広まり、今にいたることとなる。
いわゆる女形である姫舞を得意とする神楽であるが、神話に登場する女神達の舞は、今も我々の眼を楽しませてくれている。
- 住所
- 986-0304 宮城県石巻市桃生町樫崎
- 名前
- 樫崎法印神楽