NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/12


与那国織 Yonaginiori Yonaguni-Ori Textiles

Jp En

 与那国織は、日本の最西端にある国境の島、沖縄の与那国島で生まれた、素朴でシンプルな味わいを感じさせる織物である。
 与那国の織物の歴史は古く、おおよそ500年前の16世紀前半には既に貢ぎ物として納められていたであろうと考えられている。
 与那国織は、紋織物の板花織シダティや、優美さを秘めた与那国花織、人々の日常着として今に伝わる平織物のドゥタティ、うね織物のカガンヌブー等、風土と人々の真心によって染め織り上げられた、手作りの逸品である。
 1987年、通産大臣指定伝統工芸品に指定される。
 時の流れと共に色々な技法を取り入れ、伝えられて発展してきた与那国織は、重い伝統と歴史の中に、どこか優しさの感じられる織物である。
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2007/1/11


与那国 Yonaguni Yona Country

Jp En

 与那国(ヨナグニ)は、かつて沖縄県西端の与那国島にあった独立国である。
 現在、確認されるもっとも古い遺跡は、トゥグル浜遺跡である。遺跡は、先島石器時代後期に相当すると考えられていたが、最近になって約4400年前のものであるとわかった。
 この遺跡から土器は出土していないが、遺物から、無土器文化の様相を伝える遺跡ではないかとも言われる。近年は海底遺跡も発見されており、関連も注目される。
 その後与那国の歴史は判然としないが、11世紀には台地上に集落が形成される。14世紀に琉球の有力者が海上交易を始めると、その中継点として訪れた人々によって文明化されたと思われる。
 女首長サンアイ・イソバの統治下、1522年、琉球王朝の支配下に入り、与那国は消えた。
 失われた国与那国の歴史には、今でも大きな謎が残されている。
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