NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/5


由布岳 Yufu-dake 

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 豊後富士で知られる由布岳は湯布院の北東部にそびえ、古くから神の山と崇められ「豊後風土記」や「万葉集」にも登場する名峰である。
 山麓は自然林に覆われ、草原にはヒゴダイやマツムシソウが咲く。山頂にはミヤマキリシマが見られ、その姿は優雅で美しい。標高は1548メートルで東峰と西峰の二つのピークを持っている。最高地点の西峰からは、別府湾や九重連山、湯布院の町などが望め、360度の展望が楽しめる。独立峰の為に風が強く、冬季は霧氷の名所として知られている。
 登山家で文筆家であった深田久弥が著書の「日本百名山」に入れなかった事を後悔した山と言われ、最近になって「新百名山」に選定されたという逸話がある。
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2007/1/30


扇山火まつり Ougiyama-himatsuri Ogiyama Fire Festival

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 大分県別府市で4月初旬に行なわれる「別府八湯温泉まつり」の行事の一つ。
 地元の採草権組合員が、扇山(792メートル)の頂上から左右の稜線に沿って山を下りながら枯草に点火し、野焼きを行なう。燃え広がった炎は稜線を夜空に浮かび上がらせる。
 昭和五十一(1976)年、温泉まつりの一環として夜間に野焼きが出来ないかという意見を受けて開始。実施にあたり市消防本部の協力を仰ぎ、防火帯の設置など万全の対策を行なうことで安全な実施に成功した。
 別府八湯温泉まつりのメインイベントであり、その迫力と美しさは全国から観光客を呼んでいる。
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2007/1/29


暘谷城址 Youkoku-joushi The Remains of Yokoku Castle

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 慶長七(1602)年、日出藩初代藩主、木下延俊が細川忠興の援助を受け築城した暘谷城(ようこくじょう)の城址。
 暘谷城は元々は日出城(ひじじょう)、青柳城、浮津城とも言われたが、三代藩主木下俊長が中国古書「淮南子」の「日は暘谷より出でて咸地に浴す」より引用して暘谷城と名前を変えた。
 現在、城跡は日出小学校として使用されているが、鬼門櫓、御裏門などの一部は移築され現存している。
 周辺は城下公園として整備され、別府湾が一望できる眺望として親しまれている。
 城址下の海岸、城下海岸を名前の由来に持つ有名な「城下かれい」は真水の湧くこの一帯を生息地としている。
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