港文館 Koubun-kan
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北海道釧路市の港に流れ込む釧路川河口を望む場所に、港文館が建っている。
元々はかの石川啄木も短期間ではあったが、新聞記者として勤めていた釧路新聞社として明治四一(1908)年に建てられた、当時としては道東唯一のレンガ作りの洋風建築だった。昭和十七(1942)年以降は北海道新聞釧路支社として使用され、取り壊されることとなる。
その後、平成五(1993)年に一階は港湾資料、二階は郷土資料の展示スペースとして、港文館の名で復元されることとなった。
釧路の歴史や港湾史などをつぶさに見学できるのだが、郷土資料においてはそのほとんどが啄木のもので占められている。釧路での滞在はわずか76日だった啄木だが、後世に残した影響は色濃い。敷地内には啄木の銅像も建立されている。
一階の喫茶スペースで、夕陽にまどろむ啄木像を眺めつつコーヒーを味わう。ほんの少し、自分も詩人になった気分に浸れるかもしれない。
元々はかの石川啄木も短期間ではあったが、新聞記者として勤めていた釧路新聞社として明治四一(1908)年に建てられた、当時としては道東唯一のレンガ作りの洋風建築だった。昭和十七(1942)年以降は北海道新聞釧路支社として使用され、取り壊されることとなる。
その後、平成五(1993)年に一階は港湾資料、二階は郷土資料の展示スペースとして、港文館の名で復元されることとなった。
釧路の歴史や港湾史などをつぶさに見学できるのだが、郷土資料においてはそのほとんどが啄木のもので占められている。釧路での滞在はわずか76日だった啄木だが、後世に残した影響は色濃い。敷地内には啄木の銅像も建立されている。
一階の喫茶スペースで、夕陽にまどろむ啄木像を眺めつつコーヒーを味わう。ほんの少し、自分も詩人になった気分に浸れるかもしれない。
- 住所
- 085-0847 北海道釧路市大町2-1-12
- 名前
- 港文館
- 電話
- 0154-42-5584