NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/15


猿回し Saru-mawashi Monkey Show

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 猿回しは猿を使い芸を見せる大道芸の一つである。
 起源は古く、インドから中国に伝わり、日本に伝来した。猿は馬の守護者とされ、武士にとって大切な馬を守るための祈祷に使われた。厩(うまや)に猿が飼われ、将軍家にも猿回しが仕えたという。
 また猿は「去る」と通じて、災いを取り除くと信じられて、正月や祭りの際の芸として各地を回り、芸を披露した。
 芸の種類は多く、人間の姿を真似させる「正座」「気をつけ」「反省」や、綱渡り、輪くぐり、竹馬などの軽業がある。
 昭和三十八(1963)年に最後の猿回し師が引退し、一時消滅したが、昭和五十二(77)年に「周防猿まわしの会」が復活、山口県光市の無形民族文化財として芸を今に伝えている。
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2007/1/29


千歳ひょうたん祭り Chitose-hyoutan-matsuri The Chitose Gourd Festival

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 大分県豊後大野市千歳町、柴山八幡社に伝わる奇祭。
 別名「霜月祭」、現在は毎年12月の第一日曜にに行なわれる。
 800年ほど前、豊前、豊後の守護職、大友氏と薩摩の豪族間の長い戦乱を憂いた土地の豪族、益永豊武がひょうたんに清酒を入れ、獅子舞、流鏑馬(やぶさめ)などを奉納して宇佐神宮から分霊を勘請したのが起源とされる。
 緋色の直垂と袴、大太刀を背負い頭に二尺五寸(約85センチ)の長ひょうたん。腰には三升(5・4リットル)のお神酒の入った大ひょうたん、足の大わらじは幅二尺(約70センチ)、長さ三尺五寸(約1メートル20センチ)の異相をまとった先導「ひょうたん様」が「五穀豊穣、健康になる酒じゃあ」の声と共に周囲にお酒を振舞いながら1キロの沿道を2時間をかけて練り歩く。
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