多久聖廟 Takuseibyou Taku Seibyo Shrine
|
「聖廟」とは、孔子を祀った堂のこと。佐賀県多久市にある「多久聖廟」は、国内に現存する孔子廟では足利学校(栃木県)、閑谷学校(岡山県)に次いで古く、中でも最も壮麗と言われている。
江戸時代、多久氏により治められていた多久領は、財政的に恵まれず、領民の心は荒んでいたという。それを憂いた多久家4代目の多久茂文が、統治のためには教育が必要と考え、学校と孔子堂を安置する聖廟を創建したのだ。宝永5年(1798)年に完成した廟は、漆の朱も鮮やかな、重厚で壮麗な建物に仕上がった。建築様式は禅宗様仏堂形式と呼ばれるわが国の代表的な建築様式だが、彫刻や文様で中国的な雰囲気を醸している。
堂内に祀られている青銅孔子像は多久市の重要文化財に、聖龕(せいがん)は、国の重要文化財に指定されている、
江戸時代、多久氏により治められていた多久領は、財政的に恵まれず、領民の心は荒んでいたという。それを憂いた多久家4代目の多久茂文が、統治のためには教育が必要と考え、学校と孔子堂を安置する聖廟を創建したのだ。宝永5年(1798)年に完成した廟は、漆の朱も鮮やかな、重厚で壮麗な建物に仕上がった。建築様式は禅宗様仏堂形式と呼ばれるわが国の代表的な建築様式だが、彫刻や文様で中国的な雰囲気を醸している。
堂内に祀られている青銅孔子像は多久市の重要文化財に、聖龕(せいがん)は、国の重要文化財に指定されている、
- 住所
- 佐賀県多久市多久町1842
- 名前
- 多久聖廟
- 電話
- 0952-75-5112
- HP
- http://www.city.taku.lg.jp/html/seibyou/seibyou1.h...