春日山城(鉢ヶ峯城) Kasugayama-jou(Hachigamine-jou)
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標高一八〇mの鉢ヶ峯に日本海を見下ろすように築かれた春日山城(かすがやまじょう)。越後の戦国武将・上杉謙信の生誕の城である。鉢ヶ峯城(はちがみねじょう)とも呼ばれれるが、築城時期については定かではなく、南北朝時代に越後国守護・上杉氏が詰め城として築いたという説がある。
永正年間(1504~1518年)には、上杉謙信の父である越後守護代・長尾為景(ながおためかげ)が居城し改修を施し、天文一七(1548)年に、家督を継いだ謙信が入城し、さらに大城郭へと改修を加えた。
その後、上杉氏は会津へ国替えとなり、堀氏の代となったが、難攻不落の山城は政には不便であったため、現在の上越市港町に新たに築かれた福島城の完成と同時に春日山城は城としての役目を終えた。
春日山城は石垣の代わりに、自然の起伏を活かした空堀や土塁を持ち、また天守閣の代わりに周囲の山々に砦を築いたという、非常にスケールの大きい城であった。山頂からの大パノラマと共に戦国ロマンを満喫できる城である。
永正年間(1504~1518年)には、上杉謙信の父である越後守護代・長尾為景(ながおためかげ)が居城し改修を施し、天文一七(1548)年に、家督を継いだ謙信が入城し、さらに大城郭へと改修を加えた。
その後、上杉氏は会津へ国替えとなり、堀氏の代となったが、難攻不落の山城は政には不便であったため、現在の上越市港町に新たに築かれた福島城の完成と同時に春日山城は城としての役目を終えた。
春日山城は石垣の代わりに、自然の起伏を活かした空堀や土塁を持ち、また天守閣の代わりに周囲の山々に砦を築いたという、非常にスケールの大きい城であった。山頂からの大パノラマと共に戦国ロマンを満喫できる城である。
- 住所
- 943-0819 新潟県上越市中屋敷
- 名前
- 春日山城(鉢ヶ峯城)