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阿蘇の火まつりは単独の祭りではない。三月、地域毎に数々行なわれる諸行事を総称して「阿蘇の火まつり」と呼んでいる。
根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳の阿蘇五岳を中心とした町村各所で行なわれる「野焼き」や「火文字焼き」、阿蘇神社の「火振り神事」などの「火」にまつわる行事がそれである。
この祭りは、昭和五九年に始まった熊本県の「日本一づくり運動」事業の一環として始められた。
本来農作業であった野焼きは危険を伴うため、それに代わるものとして「火文字焼き」を始めるなど、5市町村がそれぞれ特徴を活かした様々な催しにまとめられてきた。
「火祭り」の一大イベントとなった「火文字焼き」は、350mもの「火」の文字が山の斜面を覆うという壮大さである。
また「火振り神事」は、参道に集まった氏子や観光客たちがカヤの束に火をつけて振り回すという勇壮なもの。御前迎え(ごぜむかえ)とも呼ばれ、阿蘇神社十二祭神のうちの国龍神の結婚の儀式で、火まつりの幕開け行事である。
根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳の阿蘇五岳を中心とした町村各所で行なわれる「野焼き」や「火文字焼き」、阿蘇神社の「火振り神事」などの「火」にまつわる行事がそれである。
この祭りは、昭和五九年に始まった熊本県の「日本一づくり運動」事業の一環として始められた。
本来農作業であった野焼きは危険を伴うため、それに代わるものとして「火文字焼き」を始めるなど、5市町村がそれぞれ特徴を活かした様々な催しにまとめられてきた。
「火祭り」の一大イベントとなった「火文字焼き」は、350mもの「火」の文字が山の斜面を覆うという壮大さである。
また「火振り神事」は、参道に集まった氏子や観光客たちがカヤの束に火をつけて振り回すという勇壮なもの。御前迎え(ごぜむかえ)とも呼ばれ、阿蘇神社十二祭神のうちの国龍神の結婚の儀式で、火まつりの幕開け行事である。
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