NIPPON Kichi - 日本吉

2007/1/5

京焼・清水焼 Kyoyaki・kiyomizuyaki Kyo Pottery・Kiyomizu Pottery

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 四百年を超える歴史を持ち、日本陶磁器の代表とも言うべき京焼・清水焼。
 歴史は安土・桃山時代末に始まり、江戸時代に、京焼・清水焼に名を残す名匠、野々村任清が現れる。もともと丹波の陶工であった任清は京都に入洛後茶器を作り、色絵を完成させ、近世の京焼・清水焼の元となる優美な色絵陶器を完成させた。任清の名は全国にとどろき、地方にまで影響を及ぼす最盛期を迎える。さらに任清の弟子の尾形乾山が装飾性に富んだ絵模様で独自の意匠を加えた。その後も数々の名匠が活躍、洗練された精細なデザインと高度な技法により、華麗な焼物を完成させたのである。
 現代では高級茶器だけでなく、コーヒーカップなども人気。伝統を重視した繊細、優麗、巧緻な器と、現代の暮らしに即した器とが共存し、それぞれが独特の雰囲気を保っている。

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京焼・清水焼




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