NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/26


盆栽村 Bonsai-mura 

Jp

 盆栽村は、埼玉県さいたま市の大宮公園北側の総称であると共に、盆栽という独自の文化を生み出した日本においても屈指の郷として知られている場所である。
 大正一四(1925)年、関東大震災で被災した盆栽業者が現在の地に移り住み、盆栽を生業としたことがその始まりとなる。
 その後は、元々この地に住んでいた人たちにも盆栽が浸透し、また新たに盆栽を生業とする人々が集まって村としての形を成していくこととなる。
 同じ趣味と生業を有するものが自然に集まってできた集落であり、昭和一五(1940)年には世界にもあまり例のない行政上の町として、現在の「盆栽町」の名を称するまでになった。
 周辺の道路は碁盤の目状に造られ、サクラやモミジ、カエデ、ケヤキなどが植えられて、それぞれが通りの名にもなっている。
 いうなれば、盆栽村そのものが一つの盆栽のように美しく整えられているのである。
 そんな大きな盆栽を楽しみながら、更にお気に入りの一鉢を見つけてみるのも一興かもしれない。
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2007/1/18


雪見船 Yukimisen Snow-Appreciation Ship

Jp En

 滋賀県の琵琶湖で早春の風物詩「長浜盆梅展」の開催とともに、南側の大津港と北側の長浜港を運航する高速船「リオ・グランデ」は、3月上旬(琵琶湖開きの前日)まで琵琶湖の冬景色を楽しむ「雪見船」として運航されている。
 この「リオ・グランデ」は、1980年5月5日に、滋賀県とブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州が、琵琶湖とパットス湖という湖がとりもった縁で姉妹県州協定を結んだ事と、大きな川という意味のリオ・グランデをとって命名された。
 暖かい船内は、1階と2階それぞれに2〜8人掛けの席があり、ゆったり座る事が出来る。雪化粧した湖国の冬景色を楽しみながら、名所案内や琵琶湖の魚、鳥、歴史、名産などの説明が放送されるので、勉強にもなる。
 途中、幾つかの港に寄港しながら、片道2時間程かけて運航されているので、湖国の宿でゆっくり過したり、催し物に出掛けたり出来る。
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