東麓石窟仏 Higashifumoto-Sekkutsubutsu Higashifumoto Stone Cave Buddha
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東麓石窟仏(ひがしふもとせっくつぶつ)は、宮崎県西諸県郡野尻町にある県指定史跡の仏像群で、珍しい石窟(石龕)式の磨崖仏である。通称、岩薬師といわれる。
創建時代は約700年前の鎌倉時代末期と推定されているが、諸説があってはっきりしない。仏師も不明であるが、風雨に耐える構造が幸いし、当初の原形を今に残している。
石窟の大きさは、高さ138cm、幅184cm、奥行き166cmほどで、形は楕円形のドーム状となっている。仏像は、その奥壁に浮き彫りされている。
中央に50cmほどの薬師如来が掘られ、その左右に20cmほどの日光菩薩、月光菩薩が脇侍し、更に眷属として十二神将が薬師如来を守っている構図である。
町内では、通称「岩の堂薬師さま」と呼ばれており、病気の平癒を願う人々が今も後を絶えない。
創建時代は約700年前の鎌倉時代末期と推定されているが、諸説があってはっきりしない。仏師も不明であるが、風雨に耐える構造が幸いし、当初の原形を今に残している。
石窟の大きさは、高さ138cm、幅184cm、奥行き166cmほどで、形は楕円形のドーム状となっている。仏像は、その奥壁に浮き彫りされている。
中央に50cmほどの薬師如来が掘られ、その左右に20cmほどの日光菩薩、月光菩薩が脇侍し、更に眷属として十二神将が薬師如来を守っている構図である。
町内では、通称「岩の堂薬師さま」と呼ばれており、病気の平癒を願う人々が今も後を絶えない。
- 住所
- 886-0212宮崎県西諸県郡野尻町東麓
- 名前
- 東麓石窟仏