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2007/11/1


丹藤川渓流 Tandougawakeiryu The Tando River

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 渓流には鮎、ヤマメ、イワナが豊富に生息しており、渓流釣りの宝庫となっている。
 秋の紅葉はもちろんのこと、季節ごとに情緒あふれる風景を見せ、澄んだ水のやさしいせせらぎはどの季節でも変わることなく、心にやすらぎを与えてくれる。
 ただ誰も歩く気配のないこの渓流に独りで入るのは、異様な雰囲気と、危険箇所の多い歩道のため、注意が必要である。
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2007/9/21


西伊豆 大滝 Nishi-izu Oo-taki The Otaki Waterfall in Nishi-Izu

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 西伊豆の大滝(にしいずのおおたき)は、静岡県賀茂郡西伊豆町大沢里にある落差48m、幅8mの滝である。
 西伊豆町内には、仁科川上流などに二十数カ所の滝が点在しているが、その中で最も大きな伊豆を代表する滝で、水量の多い日は上から直下で落下する大迫力の滝である。
 巨大な釜を備えた滝で、文字通り、中段部分に微妙に段があり、末広がりに広がって落ちており、水量も豊富で、方向によっては虹も出る。
 別名兵太が滝とも、また、豊かな水量がダイナミックに三段に落ちてくるところから三階滝とも呼ばれている。
 滝の周囲は、春は新緑も鮮やかな青葉、秋は朱に染まる紅葉と、四季折々の美しい景観を誇る。
 西伊豆の大滝は、雄大で勇壮な景勝地である。
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2007/8/24


流星の滝 Ryuusei-no-taki 

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 旭川市内から国道39号線を北見方面に向かい、大雪山国立公園層雲峡渓谷にある滝が流星の滝(りゅうせいのたき)である。
 流星の滝は、90mの落差から垂直に力強く流れ落ち、石狩川へと流れ込む。その勇壮な迫力ある姿から雄滝とも呼ばれる。その雄滝に対して、雌滝と呼ばれる銀河の滝が、流星の滝の左手に見える。
 銀河の滝は落差120mの高さから、層雲峡の柱状節理の岩肌に沿い、水が白糸のように覆いながら流れ落ちてくる。ふたつの滝をあわせて、日本の滝百選に選ばれている。北海道では他に5ヵ所の滝が選ばれている。
 最初、目にする遊歩道からの眺めも迫力があり素晴らしいが、少し登ったところにある双瀑台からふたつの滝を同時に眺めると、層雲峡の自然を身近に感じながら、より見事な滝の姿に出会う事ができる。
 流星・銀河の滝ともに、冬には結氷し姿を変えるが、新緑の頃、紅葉の頃、いつ訪れても見事な姿を楽しませてくれる滝である。
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2007/8/7


黒谷渓谷 Kurodani-keikoku Kuridani Gorge

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 黒谷渓谷(くろだにけいこく)は、愛知県豊田市田津原町静滝にある景勝地である。
 奥矢作湖(おくやはぎこ)へと続く矢作川支流・段戸川の奥に位置する黒谷渓谷は、閑静な渓谷で、延長2kmの規模を誇る。
 神秘的な美しさを持ち、夏は湖面に写る新緑も眩しく、毎年鮎釣り大会が行われ、多くの渓流釣りをする人々で賑わう。
 秋には、まるで秘密の場所に来たような様子の渓谷美と川の流れを感じながら眺められる、燃えるような素晴らしい紅葉で、訪れる者の心を癒してくれる。
 近隣にはキャンプ場やバンガローがあり、大自然をたっぷりと楽しむことが出来る。
 渓谷には市町村による自然を守る活動によって造られた「吉井川源流の碑」の一つが存在する。
 黒谷渓谷は、豊かな自然を誇る景勝地である。
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2007/8/6


保殿の七滝 Hodono-no-nana-taki The Seven Falls of Hodono

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 保殿の七滝(ほどののななたき)は、愛知県豊田市野原町にある景勝地である。
 保殿の集落の少し先にある野原川にあり、およそ全長300m程度の間に七つの滝が存在する。
 一の滝から七の滝まで、それぞれ落差3~5mほどあり、特に七の滝は滝見橋の先の最下流に存在して幅が長く、二つに分かれて流れており、一番の大きさと滝釜を誇る。
 変化に富んだ滝の流れは、多くの人を呼び、見る者をうっとりと惹きつける。
 秋の紅葉の時期に橋から見る弐の滝の景色は、まさに絶景と言え、訪れる者の心を震わす。
 7つの滝が織りなす渓流美は、四季折々の豊かな自然を見せてくれる。
 保殿の七滝は、雄大な自然を感じられる瀑布群である。
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2007/8/3


真名井の滝 Manai-no-taki The Manai Waterfall

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 真名井の滝(まないのたき)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町にある落差17mの滝である。日本の滝百選に選ばれている。
 高千穂町は、天孫降臨の神話伝説に彩られた山間の故郷である。山里にたなびく雲海、幽玄の世界の神秘さを漂わせた高千穂峡、素朴な神代さながらの千木の家々、春は新緑、秋は紅葉に映える美しい荘厳な山々は、高千穂を訪れる人々を魅了して止まない。
 真名井の滝は、高千穂峡に位置する滝で、柱状節理のすばらしい断崖から高千穂峡の碧水に白蛇のように流れ落ちる様が美しい。
 出雲の神名火山の一つである茶臼山にある、意宇六社の一つ真名井神社は、近くにある真名井の滝が名の由来となっている。
 また、貸しボートがあり、滝のすぐそばまで近づく事ができる。
 真名井の滝は、高千穂峡のシンボルといえる景勝地である。
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2007/7/30


オホーツク庭園 ohotsuku-teien Okhotsk Garden

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 北海道紋別市街の中心部に、オホーツク海が一望出来る流氷展望台があり、これを目印とする紋別公園(もんべつこうえん)がある。「オホーツク庭園」はその紋別公園の一部にあり、多くの木々に囲まれ日本の情緒溢れた美しい庭園が整備されている。
 庭園では、木々の静かなざわめきが時間の経過を忘れさせてくれ、人工ではあるが岩肌を流れ落ちていく3つの滝は涼を誘う。日本庭園の趣きを持つこの庭園は紋別八景の一つに数えられ、自然な景観を楽しませてくれる。
 春、桜の季節にはお花見、真夏の暑い季節には夕涼み、そして紅葉の季節には紅葉狩りと四季折々の情景が楽め、多くの人々が訪れている。
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2007/7/13


空知大滝 Sorachi-ootaki The Sorachi Otaki Waterfall

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 空知(そらち)の語源となったソーラップチは、アイヌ語の下る滝という意味で、この「空知大滝」を指す。南富良野町東部の狩振岳を水源とした長さ、流域面積ともに石狩川水系では最大支流の空知川にある。しかし、現在は上流に滝里ダムが出来てしまった為、放水によって水量が左右されてしまう。
 空知大滝は落差のある滝ではないが、水量の多い時には白い飛沫が舞い、迫力のある姿を見せてくれる。また、秋の紅葉の時期になると木々が赤や黄色に染まり、連なる川と周りの奇岩とが相まって、趣きのある風景を演出してくれる。
 蝦夷地を探険し北海道の名を付けた松浦武四郎は、十二の筋が並んだ迫力のあるこの滝を見て、紀行文やスケッチを書き留めた「石狩日誌」に十二条の滝が並んでいると言葉を残している。
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