NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/5


香嵐渓もみじまつり Kourankei-momiji-matsuri 

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 香嵐渓(こうらんけい)は、国道153号線にかかる巴橋から上流約1・2キロの巴川が作り出す渓谷美と、ご飯を盛ったような山容を見せる飯盛山からなる地域で、愛知高原国定公園の一角を占める。紅葉やカタクリの花が特に有名で、毎年県内外から数多くの観光客が訪れる。
 昭和五(1930)年に当時の町長と香積寺住職らが、大阪毎日新聞社社長来町の際に命名を求め、香積寺の「香」飯盛山からの薫風が運ぶ嵐気の「嵐」から、「香嵐渓」と名付けられた。
 香嵐渓のもみじは寛永一一(1634)年に香積寺住職の三栄和尚が植えたのが始まりといわれ、大正から昭和の初めにかけて、地元住民の手で大補植が施された。今ではもみじの本数は4千本を超える。一一月中は「もみじまつり」が開催され、日没から午後9時までライトアップされるほか、お茶会や和太鼓競演などの各種催事も行われる。
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2007/8/6


岡崎市 飯盛山 Okazaki-shi Iimori-yama Mt. Iimoriyama

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 岡崎市の飯盛山(いいもりやま)は、愛知県豊田市足助町にある標高254mの山である。日本の紅葉百選に選ばれている。
 名勝・香嵐渓(こうらんけい)の一部であり、秋には矢作川の支流・巴川と足助川の両岸から飯盛山山頂にわたって、約4000本のカエデが紅葉して、素晴らしい景観になる。
 飯盛山全体がモミジに覆われているため、秋には葉が地面に落ち厚く積もるが、遊歩道は常に綺麗に整備され歩きやすくなっている。
 また、巴川にかかる朱色の待月橋(たいげつきょう)の上から眺める飯盛山の紅葉はまさに絶景で、周辺には史跡などもある。
 山には明治まで足助八幡宮の奥の宮があったが、今は痕跡もない。
 南西山腹には香積寺(こうしゃくじ)があり、春は白いカタクリの花が見事に群生する。
 岡崎市の飯盛山は、四季折々の景観が素晴らしい山である。
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香嵐渓 Kouran-kei Korankei Gorge

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 香嵐渓(こうらんけい)は、愛知県豊田市足助町飯盛にある景勝地である。
 寛永一一(1634)年、足助にある香積寺(こうじゃくじ)の三栄(参栄)和尚が、京都の嵐山にならって、巴川から香積寺に至る参道に楓、もみじの木を植えたのが始まりとされる。
 渓谷の名称は、昭和五(1930)年、香積寺の「香」と、渓谷に発する嵐気(らんき)の「嵐」をとって、香嵐渓と付けられた。
 巴橋から上流約1・2kmの巴川がつくる渓谷美と、ご飯を盛ったような山容を見せる飯盛山からなる地域である。
 紅葉の名所として知られており、四千本のもみじが黄や紅に染まる様は、まさに圧巻といえる。
 香嵐渓は、山野草の宝庫でもある、大自然の息吹を全身に感じられる名勝である。
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