花取り踊り(愛媛県野村町) Hanatori-odori (Ehime-ken Nomura-cho)
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愛媛県西予市野村町の「花取り踊り」は、その名とはうらはらに、太刀を使った勇壮な踊りである。
元和年間(1615~1624)の八月五日、町内の岡成部落で落雷による大火事があり、集落のほとんどが焼失。その後、神仏に踊りを献上して防災を祈願したのが始まりと伝えられている。今日では、旧暦の八月五日に近い九月の第一土曜日に行われている。
もともと土佐の太刀踊りが隣の三間町の行商人を通じて伝わったという説や、さらには平清盛家臣、足利又太郎忠綱の歯長(はなが)取り踊りが転じたという説がある。
野村町の花取り踊りは十二番まであり、横並びに二列の隊を組み、白い衣装の背の高い大太刀と赤い衣装の背の低い小太刀が、音頭に合わせて軽快かつ勇ましく踊る。本来は十二組だが、現在は八組で踊られる。
花取り踊りの前座と締にある「三角踊り」は、鉦太鼓の鳴り物の音とリズムに合わせて三人の踊り子が三角形を作り、どんどん加速するテンポに乗って豪快に踊る。
元和年間(1615~1624)の八月五日、町内の岡成部落で落雷による大火事があり、集落のほとんどが焼失。その後、神仏に踊りを献上して防災を祈願したのが始まりと伝えられている。今日では、旧暦の八月五日に近い九月の第一土曜日に行われている。
もともと土佐の太刀踊りが隣の三間町の行商人を通じて伝わったという説や、さらには平清盛家臣、足利又太郎忠綱の歯長(はなが)取り踊りが転じたという説がある。
野村町の花取り踊りは十二番まであり、横並びに二列の隊を組み、白い衣装の背の高い大太刀と赤い衣装の背の低い小太刀が、音頭に合わせて軽快かつ勇ましく踊る。本来は十二組だが、現在は八組で踊られる。
花取り踊りの前座と締にある「三角踊り」は、鉦太鼓の鳴り物の音とリズムに合わせて三人の踊り子が三角形を作り、どんどん加速するテンポに乗って豪快に踊る。
- 住所
- 797-1212 愛媛県西予市野村町野村12号619番地
- 名前
- 西予市役所 野村総合支所 産業課
- 電話
- 0894-72-1115