阿久戸神楽 Akuto-kagura
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宮城県北部から岩手県南部にかけて、南部神楽が伝えられている。現在、約80にも及ぶ大小様々な団体があるという。この地方で古くから祈祷のために踊られていた山伏神楽。それが明治時代になり、一般民衆によって踊られるようになったものが、南部神楽の原型といわれている。
栗原市に拠点を持つ阿久戸神楽(あくとかぐら)も、そんな南部神楽の流れを汲む神楽のひとつ。得意とする演目である、一ノ谷の戦いで有名な「鵯越の逆落とし(ひよどりごえのさかおとし)」で、源義経役が使用する扇は180度に開く。骨は20本以上もあると思われるが、こうした扇は市販されておらず、各団体が独自の工夫を凝らして製作している。
東北地方には、地域に根ざした多彩な民俗芸能が伝えられてきた。それらは今もなお、人々の情熱によって育まれ、伝承が続けられている。中でも神楽は、今日もどこかで演じられている、大衆芸能の代表格と言える。
栗原市に拠点を持つ阿久戸神楽(あくとかぐら)も、そんな南部神楽の流れを汲む神楽のひとつ。得意とする演目である、一ノ谷の戦いで有名な「鵯越の逆落とし(ひよどりごえのさかおとし)」で、源義経役が使用する扇は180度に開く。骨は20本以上もあると思われるが、こうした扇は市販されておらず、各団体が独自の工夫を凝らして製作している。
東北地方には、地域に根ざした多彩な民俗芸能が伝えられてきた。それらは今もなお、人々の情熱によって育まれ、伝承が続けられている。中でも神楽は、今日もどこかで演じられている、大衆芸能の代表格と言える。
- 住所
- 989-5614 宮城県栗原市志波姫町
- 名前
- 阿久戸神楽保存会