春子稲荷 Haruko-inari
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和歌山県和歌山市紀三井寺に位置し、宝亀元(770)年に建立された名刹、紀三井寺。
西国三十三箇所の第二番札所であり、関西一の早咲き桜が季節になれば咲き乱れる、そんな華やかな境内の一角にひっそりと佇んでいるのが春子稲荷(はるこいなり)である。
天正十三(1585)年、豊臣秀吉による紀州攻めの際、恋した男の死に直面した春子という娘が白狐に姿をやつし、その身を挺して大将であった羽柴秀長に直訴、紀三井寺を攻撃しないという証文を取り付けて息絶えたという。
その春子が祀られているのが春子稲荷であり、以来、人々は戦火から救った春子に厄除け、危難除けのご利益を求めて、丁重に祀ってきたのである。
関西の春は、紀三井寺から。
春子がいる寺には、関西で一番早くに春がやってくる。
西国三十三箇所の第二番札所であり、関西一の早咲き桜が季節になれば咲き乱れる、そんな華やかな境内の一角にひっそりと佇んでいるのが春子稲荷(はるこいなり)である。
天正十三(1585)年、豊臣秀吉による紀州攻めの際、恋した男の死に直面した春子という娘が白狐に姿をやつし、その身を挺して大将であった羽柴秀長に直訴、紀三井寺を攻撃しないという証文を取り付けて息絶えたという。
その春子が祀られているのが春子稲荷であり、以来、人々は戦火から救った春子に厄除け、危難除けのご利益を求めて、丁重に祀ってきたのである。
関西の春は、紀三井寺から。
春子がいる寺には、関西で一番早くに春がやってくる。
- 住所
- 641-0012 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
- 名前
- 春子稲荷
- 電話
- 073-444-1002